た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

2020-01-01から1年間の記事一覧

動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話

これまた図書館で見かけて手を出した。「死」について科学的に考えるという本でしょうか。 動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話 ──生き物たちの終末と進化の科学 作者:ジュールズ・ハワード 発売日: 2018/04/26 メディア: 単行本 ググったら、序文を出版…

40人の神経科学者に脳のいちばん面白いところを聞いてみた

図書館で見かけて手を出した。 40人の神経科学者に脳のいちばん面白いところを聞いてみた 作者:デイヴィッド・J・リンデン 発売日: 2019/12/20 メディア: 単行本 相手を少し酔わせて聞き出した話なんだと。 wikipedia:神経細胞(ニューロン)は、食うか食…

ルポつながりの経済を創る

確かはてブで見かけた(と思うんだけど、今は見当たらず…)んで、図書館で見かけて手を出した。 ルポ つながりの経済を創る――スペイン発「もうひとつの世界」への道 作者:工藤 律子 発売日: 2020/04/16 メディア: 単行本 全く同感なんで、いきなりデジタル書…

動物の第六感

何となくググったら本書がヒットしたので、読んでみた。古い本だが*1。 動物の第六感 作者:モーリス バートン メディア: 単行本 なんか装丁も違うが…まぁいいや。 wikipedia:視覚、wikipedia:聴覚、wikipedia:触角は物理的感覚で、wikipedia:味覚とwikipedia…

図書館で見かけた本

不道徳教育 は、何となく記憶にあるな、と思ったら、やっぱり(文庫版を)読んでましたね…:不道徳な経済学 - た-くんの狂人日記 [読みかけ]ギャバガイ [読みかけ]ビッグミステイク [読みかけ]専門知はもういらないのか [読みかけ]ギャバガイ ギャバガイ!: …

虐殺器官、など(追記あり)

[読みかけ]虐殺器官 [読書]究極理論への夢 [読みかけ]虐殺器官 で、ここで見かけたから予約して借りて少し読んだが… 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 作者:伊藤 計劃 発売日: 2012/08/01 メディア: Kindle版 装丁もちょっと違うんだが、直し方分からん…Kindle版で…

ナウシカ解読【増補版】

だいたい読んだけど、第二部のwikipedia:長谷川裕一とかは知らないし読み飛ばしたんで、読みかけタグで。それに、この手の本(こんなのもあるそうだが:ナウシカ考 風の谷の黙示録)はやっぱり原作を読みながら味わいたいもんで(原作マンガは実家の書庫…)…

痴漢外来

書名に負けて手に取る。(でもそういう人目を惹くネーミングも、問題を啓発するためには大事なことらしい。) うーん、でもまた(図書館の本だし)Kindle版じゃないんだが、直し方がわからん…まぁ今日はあきらめるが、そのうち何とかしたいものだ… 痴漢外来 …

さるのこしかけ、など

[読書]さるのこしかけ [日常]早速暑さに負けました… [読みかけ]宮沢賢治 デクノボーの叡智 [読書]さるのこしかけ 大昔、どっかの古本屋で¥50で拾った本のようだ。 さるのこしかけ (集英社文庫) 作者:さくら ももこ 発売日: 2002/03/20 メディア: 文庫 イン…

「人工知能」前夜、など

[読みかけ]「人工知能」前夜 [読書]イギリスの失敗 [読みかけ]「人工知能」前夜 うーん、kindle版じゃないんだが…直し方がわからんorz 「人工知能」前夜――コンピュータと脳は似ているか 作者:杉本 舞 発売日: 2018/10/19 メディア: Kindle版 出版社の記事:…

壁の世界史

こちらの記事経由だったかな? 壁の世界史-万里の長城からトランプの壁まで (単行本) 作者:イアン・ヴォルナー 発売日: 2020/03/28 メディア: 単行本 最初のwikipedia:エリコの壁の話はなんかよくわからんな、と思ってたけど(wikipedia:ゴグとマゴグなんて…

マスクと日本人

出版されたのは平成24年。wikipedia:東日本大震災の翌年。 マスクと日本人 作者:堀井 光俊 メディア: 単行本 図書館の本で10年近くたってるから、かなり色あせしてる…赤は色あせしやすい(赤はなぜ色褪せるのか : 有機化学美術館・分館)*1のは科学的な理由…

現代物理が描く突飛な宇宙をめぐる11章

これの著者名つながりだったっけ? 現代物理学が描く突飛な宇宙をめぐる11章 作者:スティーヴン ウェッブ 発売日: 2005/06/01 メディア: 単行本 wikipedia:思考実験はドイツ語ではゲダンケン実験か。これは考え過ぎるとwikipedia:哲学的ゾンビ問題になるよう…

人類、宇宙に住む

ここの続き。 人類、宇宙に住む: 実現への3つのステップ 作者:ミチオ・カク 発売日: 2019/04/25 メディア: 単行本 wikipedia:トータル・リコールって火星の話だったんだね。 こんな人もいたらしいね:wikipedia:コンスタンチン・ツィオルコフスキー ググった…

関係の化学としての文学

うーん、最近何かの本に出てきたんだと思うんだが… 関係の化学としての文学 作者:斎藤 環 発売日: 2009/04/23 メディア: 単行本 著者の批評の語り口は wikipedia:精神分析学 wikipedia:精神病理学 wikipedia:病跡学 のいずれかになるんだそうだが、どれも素…

動物と機械から離れて

うーん、ここで 書名を知ったんだっけ?だとすると、順番回ってくるまで三か月ですか…(まだ予約多数の模様…) 動物と機械から離れて: AIが変える世界と人間の未来 作者:菅付 雅信 発売日: 2019/12/24 メディア: 単行本 出版社のサイトで(まえがきと目次の…

何が社会的に構成されるのか

前回、ガクガクブルブルで終えたんで、やっぱり一気に続きを読んでしまった。 何が社会的に構成されるのか 作者:イアン・ハッキング 発売日: 2006/12/22 メディア: 単行本 wikipedia:間欠性爆発性障害(IED)とかいうのもあるんだって。リンクはここ: ハ…

何が社会的に構成されるのか

「社会的構成主義」*1のお話。ググってもようわからんが、「キャベツ・シンドロームの社会的構成」とかいう本?もあったとか。 何が社会的に構成されるのか 作者:イアン・ハッキング 発売日: 2006/12/22 メディア: 単行本 ググったらこんな記事も:Hacking,…

原発事故と「食」

著者が住んでたwikipedia:柏市ってwikipedia:ホットスポット(汚染物質、の意)だったんだね:“ホットスポット”と呼ばれるようになった千葉県松戸市・柏市。「安心な暮らしをつくるのはラッパー精神」 | Living Entertainment 原発事故と「食」 - 市場・コミ…

コミュニティデザインの時代

サクッと親書新書を一冊。 コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書) 作者:山崎 亮 発売日: 2012/09/24 メディア: 新書 「コミュニティデザイン」は、平たく言えばまちづくりだそうだ(でも厳密には違うんだと)。また「活性化」…

顔のない肖像画

たまには小説も、と。文庫じゃないが… 顔のない肖像画 (実業之日本社文庫) 作者:連城三紀彦 発売日: 2016/08/03 メディア: 文庫 初版は全盛期前世紀の本でした…wikipedia:連城三紀彦 著者も泉下に下ってるし…

群衆の居場所

ちなみに、著者のホームページも本書の書名と同じ:群衆の居場所 | 哲学者たり、理学者たり。 群集の居場所―都市騒乱の歴史社会学 作者:中筋 直哉 発売日: 2005/02/25 メディア: 単行本 ところで、グンシュウをどう書き表すか、で意味も少し違うみたい:「群…

危険社会

今の世相を考えるヒントになるかな?*1と思い手を出した。ただ500ページ近い書だし難しい*2ので、読み切るのに一週間以上…今は(ほぼ)一日中読書の時間があるのにね… 元は(西)wikipedia:ドイツの本のようだ。 危険社会: 新しい近代への道 (叢書・ウニベル…

アメリカ知識人の思想

なんか副題「ニューヨーク社会学者の群像」の色合いが強いね。まぁ前世紀の本(初版1996年6月5日)ですが。 アメリカ知識人の思想―ニューヨーク社会学者の群像 作者:矢沢 修次郎 メディア: 単行本 wikipedia:ドラマツルギー (社会学) wikipedia:トロツキズム…

ケーキの切れない非行少年たち

目次が詳しいので、この辺にリンク貼っとくか:ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) | 至誠堂書店オンラインショップ ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) 作者:宮口 幸治 発売日: 2019/07/12 メディア: 新書 「レイ図形問題」っていうのは、ひょ…

社会的ネットワークと幸福感

ちょっと専門的で難しゅうございましたので、まぁななめ読みですけどね。 社会的ネットワークと幸福感: 計量社会学でみる人間関係 作者:謙, 原田 発売日: 2017/01/17 メディア: 単行本 言われてみれば確かにそうなんだけど、人間関係には「絆、つながり」と…

女性のいない民主主義

アサヒの書評:「女性のいない民主主義」 政治の見え方を痛快に転換 朝日新聞書評から|好書好日 こんな記事も:政治学は男中心。『女性のいない民主主義』の感想。 | 既定ではないブログ 女性のいない民主主義 (岩波新書) 作者:健太郎, 前田 発売日: 2019/…

「家族の幸せ」の経済学

冒頭の一節をググると本書の記事ヒット:帝王切開は楽に出産できる? 子どもの健康や発達に悪影響を及ぼす? ――経済学で考える「家族の幸せ」のウソ・ホント | 本がすき。 *1 「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実 (光文社…

モビリティーズ

これまたチト古い本ではあるが。 モビリティーズ――移動の社会学 作者:ジョン・アーリ 発売日: 2015/02/27 メディア: 単行本 扱われているのは、wikipedia:移動で言うところの「人の移動」*1かな? かなりの偏差があるとは言え、過去のどの社会でも、 一日に…

世界は音に満ちている

これまたチト古い本ではあるが。 世界は音に満ちている―音楽人類学の冒険 作者:塚田 健一 発売日: 2001/08/01 メディア: 単行本 wikipedia:ヨーデル その発祥については、こんな説があるとか:ヨーデル音楽について 音楽の源泉―民族音楽学的考察 (1970年) *1…