た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

ゴリラの森、言葉の海

 ある日の返却本。これまた、文庫になる前の単行本だが。→職場の図書館で借りたら、文庫だった。まぁ文庫版の方が、最後に往復書簡なるものも収録されていて、完成度は高い。

 wikipedia:河合隼雄*1曰く、「嘘は常備薬・真実は劇薬」だそうだ:「河合隼雄」を読む。

 wikipedia:山極壽一によると、さん付けで呼ぶのは京大の流儀とされてたが、前読んだ本(書名・著者失念…)では物理屋の流儀、とされてた記憶があるんだが。同様の意見はあった:【物理のひと】「さん」と「先生」 – HiggsTan

 ゴリラは人間の鏡だそうで、ググったら記事ヒット:【未来ビジョン】《山極壽一さんインタビュー》ゴリラたちから学ぶ 〜人間の本質と未来の姿〜 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

自分だけじゃなくて相手もその気にさせて、楽しいルールを作り上げていくのが遊び

(ゴリラは)今ある自分の体を十二分に使って、できることを楽しむんだそうだ。オラも見習わないとね。

 ゴリラについての質問への回答 第6弾 - 飼育員ブログ | ブログ | 京都市動物園 お母さんがゲンキという名前なのは、当初はオスだと思われていたらしい。

 ゴリラも回るのが好きらしい:なぜ人間もサルも「ぐるぐる回る」のが好きなのか? - ナゾロジー そしたらテーマソングはwikipedia:夢想花

 並ウズラの雌雄の見分け方 カエルの性別はニオイでわかるっちゅーんだが、ググってもヒットせん…こんな記事はあったが:かえるのオスとメスの見分け方は?

 「ゼロ・タイプの制度」:“サル化”している人間社会に足りないのは「共感力」 弱者も平等に扱う、ゴリラから学ぶリーダー像 - ログミーBiz

 wikipedia:チンパンジーは、食べ物を分配することはあっても運ぶことは稀なんだと。

 世に飛び交う気になる言葉-小さく産んで大きく育てる- | 株式会社ファンペップ

 本書では「思春期スパート」だったが:「成長スパート」を知って、身長を伸ばそう|健康・医療トピックス|オムロン ヘルスケア

 wikipedia:狩猟採集社会の墓に対する考え方は、wikipedia:農耕民族のそれとはちょっと異なるらしい。例えば:-13-第5回  先祖に対する考えかた  ~アイヌの伝統的な信仰  その1~-「アイヌ文化情報発信!コラム」より- 本書の「墓など建てない」というのはちょっと乱暴ですね…

 背取りはしてた:ナチスのキッチン - た-くんの狂人日記

生きることは食べること

 相手がしてほしいことを想像する必要があるから、遊びと性的行為の境界はあいまいなんだと。

 小説を書くことには、身体を動かすことと深く結びついているらしい。これそうかな?:人の心を動かす「身体性のある文章」はどうすれば書けるのか? | 読みたいことを、書けばいい。 | ダイヤモンド・オンライン 確かに、昔は墨を磨るところから始まったんだよね。

 人間以外の動物にとっては、不在は死と等しいんだと。また、絵本では子供に食べ物を与えてくれる人は絶対に殺してはいけないんだとか。

動物は理由なく攻撃的にはならない

 ガジュマルの育て方|室内・屋外での育て方や剪定方法など詳しく解説します – LIFFT

 wikipedia:屋久島は別名海上アルプスだそうだ:国土交通省 九州運輸局

動物はね、進化してきたその場所で見るのが一番美しい

 日本の山野にwikipedia:けもの道が出来るように、アフリカにはゾウ道ってーのができるんだと:ゾウの生態 – Japan Tiger Elephant Organization けもの道もそうだけど、まっすぐ・平らではないそうだ。そえば北海道の道はまっすぐなことで有名だったね。やっぱりそういうのは不自然なようで…

とにかく生きのびることが正解

 wikipedia:小川洋子は小説を書き始める時の儀式は、白髪を抜くことだそうだ。

哺乳類は地面がキャンバス

だから嗅覚が発達したんだと。

 サルも鳥にあこがれるんだって。つまり、人間の空への憧れはDNAに刷り込まれている、ってことか。

自分の命をかけて集団のために尽くすなんて、自然界ではありえない

こういうこと言うと、我々は人間であって獣ではない、とかわめく輩*2がいるんだよね…そういう人は、メシ抜き!にすれば良いのかな?

 この記事には書いてないようだが、テレジン収容所の歴史 - テレジン 命のメッセージ 子ども専用の収容所があったんだと。その子供たちが描いた絵は多くが鳥や蝶なんだって。⇒これか:子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する| 聖心女子大学グローバル共生研究所 BE*hive 展示+ワークショップスペース

 という訳で、単行本と文庫の違いもわかって、それなりに有意義ではあった。

 

*1:こういう対談も:小川洋子、河合隼雄 『生きるとは、自分の物語をつくること』 | 新潮社

*2:たいていその集団から利益を得る人びとかな?