なんか副題「ニューヨーク社会学者の群像」の色合いが強いね。まぁ前世紀の本(初版1996年6月5日)ですが。
書名にある「知識人」の定義は多義的だけど、
一方で、自律的な、つまり宗教的、政治的、経済的等々の権力から独立した、知的世界医所属しており、その世界固有の掟を尊重する、…他方では、知識人世界の中で獲得した特殊的能力権威を、その世界固有の…いずれにせよ厳密な意味での知識人界より外の世界に注ぎ込む
人々のことだそうだ。これまたわかったようなわからんような…もっとも現代的な知識人は
独立不羈*1で自由に浮動する知識人というよりは、精神的な労働者であって制度や組織に所属する知識人であることが多い
そうだが。また、本書で取り上げるのは1930年代後半~40年代(第二次世界大戦前)のニューヨークだが、第一次世界大戦直前のwikipedia:ブダペスト、1910年代の wikipedia:ロンドン・ブルームズベリー(これか?wikipedia:ブルームズベリー・グループ)、1920年代のwikipedia:パリとwikipedia:ウィーン、1930年代のwikipedia:オックスフォードに見られるように、そういった知識人を結び付ける「共通の経験」というのも重要な役割を担うそうだ。このくだりを読んでて思ったのは、前世紀末~現在にかけてはそういう大きな出来事が多いような気がしたんだけど(ザっと思い出すと、wikipedia:阪神・淡路大震災、wikipedia:オウム真理教、wikipedia:バブル崩壊、wikipedia:アメリカ同時多発テロ事件、wikipedia:東日本大震災、そして現在進行形のwikipedia:新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-))、調べてみればまぁその時代、時代で大きな出来事はいろいろ起きている訳で、これは単に僕が生きてきた時代を物語っているだけですね。個人的に一番大きな出来事は1999年末*2の出来事だが。
こんなのもありますか:マージナルマンとは - Weblio辞書
こんなんもあったんか:wikipedia:モスクワ裁判
パーリアっちゅーのはこれか:「パーリア」ということ - フランシスコの花束
ユダヤ人の問題は、宗教と社会経済面が複雑に絡み合っているんだそうだ。そらそっか。
wikipedia:W・E・B・デュボイスの二重意識とか言われても、わかりません…
ふーん、こんな本もありまっか:非ユダヤ的ユダヤ人 (岩波新書 青版 752)
この辺も、オラようわかりません…wikipedia:ボリシェヴィキ
組織は「はっきりとした目標に対する手段としてデザインされた技術的な道具」で、対して制度は「社会的なニーズや社会的なプレッシャーの自然の産物、人々の相互作用と適応の産物に近いもの」とのこと。まぁここだけ切り取っても訳わかめだが…
「政党は包括的であるが、wikipedia:セクトは排他的」なんだそうだ。
こんなんもあるんだって:責任倫理と心情倫理
知識人は理解することを第一義的な目的とするので、白黒判断をしなくてはならない活動家とは馴染まないんだって。
自由の領域にはニュートラル・コーナーなどありはしない
こんなのもあるとか:ステータス・ポリティックスとは - コトバンク
要するに先進社会に生活するわれわれは、私的利害の衝突を調整する公共の原理を持っていないために解きがたいディレンマに直面しているのである
都市は一つの知の形式であり、一種の言語活動なんだと。
あ、そうだ。こんなんもあるとか:山猫スト(ヤマネコスト)
では、お休みなさい…zzz
*1:独立不羈(どくりつふき)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書
*2:1999.12.7 個人的にはwikipedia:第三次世界大戦