旧版は広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス
(旧版の書評)で、新版になって理由が25増えてる(最後の75番目が著者の説)。
wikipedia:フェルミのパラドックス(フェルミの問い)に対して唱えられている75通りの答えを紹介している。こういう説とかをいろいろ解説している訳で:宇宙人はすでにデジタル世界で休眠中? フェルミのパラドックスを解く新説 | ギズモード・ジャパン*1こういう笑い話?もあるが:wikipedia:ハンガリー人宇宙人説
著者のwikipedia:TED (カンファレンス)もあった:
ところで本書で話題にしてるwikipedia:ETC (曖昧さ回避)は、ExtraTerrestrial Culture。
wikipedia:宇宙の年齢は、本書では138億年±3700万年*2とされてた。
こんなのもありますか:wikipedia:フェルミガンマ線宇宙望遠鏡
wikipedia:テセウスの船の問題は、「同じ」という語のあいまいさが問題になってるんだそうだ。
こういうのもあるそうだ:wikipedia:抜き打ちテストのパラドックス
その正体は航空機など既知の人工物体、遠方のサーチライトや自然物(天体・雲・鳥など)の誤認も含まれうるが
UFOと名前がついてから皆が騒ぎ出すようになったんだって。
そえばこんなのもあったか:wikipedia:オクロの天然原子炉 wikipedia:チェリャビンスク wikipedia:KEO
wikipedia:モリブデンって必須ミネラルなんだね:eo健康|健康レシピ|栄養素辞典|モリブデン wikipedia:宮沢賢治の話に出てきた記憶があったからググってみたら、wikipedia:風の又三郎ですか。
本書で使い分けてたのはwikipedia:仮説とシナリオで、仮説は検証可能なものでなくてはならないそうだ。ま、そうか。
wikipedia:動物園の説明は、
それが生み出す複雑な情報のパターンを求めて調べられているところ
だそうで、訳わかめ…
wikipedia:ベッケンシュタイン境界 典型的な一人の人間は約10^39メガビットの情報を符号化できるんだそうだ。
物理学者は19世紀末にも物理学の終焉とかいう話をしていたので(その後wikipedia:相対性理論とwikipedia:量子力学が出てきて終焉どころではなくなった…)、wikipedia:万物の理論の話の話半分に聞いておけ、というのが著者のアドバイス。オラ、レッドカード食らったからノーコメント…
タイムマシンは造れるのか 科学者たちの挑戦 - BBCニュース(リー・スモーリン)
wikipedia:オイゲン・ゼンガー wikipedia:カシミール効果 wikipedia:パーコレーション
「bullshit」(文字通りには「牛の糞」)
という意味もあるから、良い子は使わない方が良いみたい。
wikipedia:イースター島の話もしてた。そえばwikipedia:文明崩壊 (書籍)にもあった気がする。ありゃ、読みかけでしたか…文明崩壊 - た-くんの狂人日記*3
あら、小さな一歩を月に記したアームストロング氏って亡くなってたんだね…【訃報】ニール・アームストロング元宇宙飛行士 人類初の月面着陸
経済学者はとうとう理解し…
wikipedia:単集合 wikipedia:バーサーカー (セイバーヘーゲン)
こんなんもあったとか:BETA計画 - マルチメディア/インターネット事典
忍耐は苦い、しかしその実は甘い(ルソー名言まとめ(日本語、英語) - e-StoryPost)
本当の意味でハードな*4ことは倫理、宗教、芸術といった科目だ
まぁ人それぞれですから?
自然数は神の作ったものだが、他は人間の作ったものである
サバン症候群について - 井出草平の研究ノート(スービタイジング)
これ:LHC と ブラックホールの話で、
心配というのはいったん生じると、なかなかなくならないものだ
こんなのもあったそうで:wikipedia:分子ナノテクノロジーに関するドレクスラーとスモーリーの論争 wikipedia:グレイグー wikipedia:黙示録3174年
こんな細菌もいるそうだ:wikipedia:デイノコッカス・ラディオデュランス*5
こんなんもあるとか:人類の滅亡が論理的に証明された!? <終末論法>の恐るべき論理とは - NAVER まとめ
人によっては、物理学者は傲慢で、自分たちの理論がこんなにも成功していると言い立てるところがいやだと言う
著者の経験では、そういう人は、wikipedia:フェルミのパラドックスのUFOによる説明を認める傾向があるとか。
スティーブン・ディック「知能原理」というのを唱えているそうで、曰く、
知識と知能の維持、向上、恒久化は文化進化の中心的な推進力であり、知能は向上しうるかぎり向上するだろう
そうバラ色でもない気がするが。
wikipedia:ムーアの法則 確かにwikipedia:ソフトウェアはなかなか従わないね。
本書では(こっちwikipedia:STEM教育でなくて)Space、Time、Energy、Matter という STEM も出てきた。
こんなんもあるそうで:wikipedia:進化発生生物学
通称: evo-devo〔エボデボ〕
「熱は計算の敵」だそうだ。
「粒子の地平」はググってもわからず…
wikipedia:人間原理も強い~と弱い~があったか。むしろこっちか:強い人間原理と弱い人間原理の違いとは?宇宙の存在そのものを成り立たせている究極の原理としての人間原理の位置づけ | TANTANの雑学と哲学の小部屋 他にもいろいろあるみたいだが(英語版Wikipediaには記載ある模様:wikipedia:en:Anthropic principle)
wikipedia:CAI(カルシウム・アルミニウム含有物)も。
生命に必要な元素はSPONC(wikipedia:硫黄、wikipedia:リン、wikipedia:酸素、wikipedia:窒素、wikipedia:炭素)+H(水素)だそうだ。覚えやすいのでデジタル書き抜き。
ググったらこれになったんだが:wikipedia:HD 197027、英語版を見ると=HIP 102152となってる。まぁ英字と数字並べられてもわからんね…
飛行機事故に遭遇する確率と隕石に当たって死ぬ確率は同じようなものだそうだ。ググってみると、こちらの記事ではオーダーは一緒(ついでにwikipedia:天和 (麻雀)が出る確率も)。
衛星にしては大きすぎ? 知られざる月の秘密 - ウェザーニュース なんで、地球―月は言わばwikipedia:二重惑星系なんだそうだ。
wikipedia:トリトン (衛星) は大型衛星の中で唯一逆行軌道で公転してるんで、
予測では、今から36億年後にはトリトンは海王星のロッシュ限界より内側を通るようになる。これにより、トリトンは海王星の大気に落下するか、あるいは粉砕されて土星の環に似た新たな環が形成されるだろう
とのこと。
著者による生命の定義は、
- wikipedia:細胞で出来ている
- wikipedia:代謝がある
- 生命はwikipedia:再生 (生物学)/wikipedia:生殖を行える
- 生命はwikipedia:進化する
とのこと。
LUCAはググったらこれになった:wikipedia:共通祖先
隕石の中のアミノ酸が教えてくれる生命誕生の謎|地球外生命は存在する!宇宙と生命誕生の謎|縣秀彦 - 幻冬舎plus
非生命と細菌のギャップは人間と細菌の間のギャップより大きい
とのこと。
wikipedia:エドワード・ギボンが言うには、
確率の法則は総論では正しく、各論では誤りだらけ
だそうだ。
私は与えられた情報が変われば、結論も変える。みなさんはどうですか?|ジョン・メイナード・ケインズの名言
wikipedia:ベイズの定理はwikipedia:ニュートンの運動方程式やwikipedia:アインシュタイン方程式と同程度に重要なんだと。ベイズの定理とは何か。条件付き確率からわかる判別の知恵 | アタリマエ!
ちなみに、著者はwikipedia:エルデシュ数が5だとか。
wikipedia:ペニシリンは(細菌の)細胞壁合成を阻害するので効果があるんだってね。
石器テクノロジーの発達とデザインの変遷(アシュール型石器)
wikipedia:デニソワ人っちゅーのは今世紀になってから見つかったんだ。
まぁ知能を測る方法はないんだけど、wikipedia:鳩とwikipedia:チンパンジーは同じくらい賢いだろう、と。
他のことが同じなら、馬鹿より賢い方が良い
まぁそうか。
擬人的な言い方が必ずしも実際の出来事を記述しているわけではない
wikipedia:チャールズ・キングズリー曰く、「科学者は美徳のようなものだ」
wikipedia:2020年東京オリンピック は延期だが、スポーツにwikipedia:意識は邪魔なんだそうだ。ググってみたらこんな記事あった:パフォーマンスの邪魔をする「分析麻痺」とは? | ゴールドスタンダード・ラボ 体で覚えろ!ってことか?
ググったらこんなんあった:wikipedia:クヌースの矢印表記
人間はとうとう、無情にも広大な宇宙の中に自分だけがいて、自分はそこから偶然によって生まれたことを知った
だそうだ。ってことは、本書の問いに答えるには最後から読めば終わり、ってことか?(訳者あとがきまで入れると)500ページ以上あったのに…