かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて
- 作者: ニール・ドグラースタイソン,Neil deGrasse Tyson,吉田三知世
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
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そんなわけで、テーマとしては大変興味深いんだけど、上の脚注でも伺えるように、訳がイマイチ訳わかめ。この人やこの人も言ってるように、これで¥2,000はチト高いと思う。せいぜい、その半分だね。出版不況だから、ハヤカワも経営ヤバいのかなぁ。そうやって易きに流れるから、ますます出版不況に拍車がかかってしまうと思うんだけど。
こちらにも紹介記事がありました。
*1:書名では「降格」と表現されているけど、中身を考えると変更くらいにとどめた方が良い気がする。つまり、(僕の理解では)これまでのように、太陽系内の天体を惑星か衛星、小惑星に分類する、という考え方から、これまで言われていた惑星にも種類があって、地球型、木星型、小惑星型、その他カイパーベルト型など分類の仕方を変えよう、ということですから。原題も、"The Rise and Fall of America's Faavorite Planet" 「アメリカのお気に入り、冥王星の興亡」ですから。
*2:説明多少おちゃらけてるけど、ここがわかりやすいと思う。
*3:スペース.コムの記者だ、っていうんだけど、多分Space.com: NASA, Space Exploration and Astronomy Newsのことだよなぁ。