た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

人間と動物の病気を一緒にみる

 ここで読みかけ*1なのを思い出して。

 honzの書評もあった:『人間と動物の病気を一緒にみる』 - 人間の未知、動物の既知 - HONZ*2 朝日のも:「人間と動物の病気を一緒にみる」書評 疾病の治療・予防に新たな展開|好書好日

 wikipedia:エンペラータマリンの動画は必見だそうだ[あとで視聴]:


www.youtube.com

 たこつぼ型心筋症 – 一般社団法人 奈良県医師会

 wikipedia:ルドルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウ曰く、

獣医学とヒトの医学を区別する境界はない。というか、そうしたものがあってはならない

だそうだ。対象は異なってもそこから得られる経験はあらゆる医学の基本をなす、ということだそうで。

 (一般に)医者は俗物根性(これか?wikipedia:スノッブ)のかたまりだそうだ。だから?wikipedia:獣医師同士でかわすジョークは

人間の医者とは?たった一種の生きものしか治療できない獣医師のこと

だとか。wikipedia:チャールズ・ダーウィン

わたしたちは(動物を)自分たちと同等のものと考えたくないのだ

と言ってるんだとか。

精神科医たちが扱うwikipedia:強迫性障害の患者の症状は、獣医が「常同行動」と呼ぶ、同じ動作を繰り返す動物のようすと共通点がある

 これも読んどかな?:裸のサル―動物学的人間像 (角川文庫) 時々書名を見かける。

 wikipedia:相同

 この辺必読っぽい:ヒトのなかの魚 魚のなかのヒト - た-くんの狂人日記 病気はなぜ、あるのか - た-くんの狂人日記 シマウマの縞 蝶の模様 エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源 人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り 人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (下) (NHKブックス) あなたのなかのサル - た-くんの狂人日記

 で、こういうこと(汎動物学)を提唱しているわけだ:医学と獣医学の垣根をなくす!ヒト以外の種から学ぶ医療「汎動物学」 WEDGE Infinity(ウェッジ)*3

 「気絶」っていうのは、wikipedia:失神って呼ぶ方が正確(医学的)なんだと。

 血管迷走神経性失神(血管迷走神経反射) | つだ小児科クリニック | 小児科一般・アレルギー科・乳幼児健診・予防接種 VVSって略すらしい。成人の約三分の一は人生で一度は気を失うんだと。オラ、その上を行ってるのは間違いないね。何てったってアイドル意識不明~の経験アリですから…

 wikipedia:磔による刑死は、迷走神経性のwikipedia:徐脈によるもの、とかいう説もあるんだと。まぁ、シロウト的にはだからどすたのさ、としか言いようがない… 同じ徐脈でも、こっちはググると猫の話…google:警戒性徐脈

 こういう熱帯魚もいるんだと:中型魚『オスカー』はどんな魚?飼育方法・種類・混泳について解説します | トロピカ 本書中の表現では「水槽の中の子犬」だとか。

 wikipedia:ロレンチーニ器官 wikipedia:ストッティング

 wikipedia:フランクリン・ピアースは(よく失神したので)失神将軍だそうだ:フランクリン・ピアース大統領に関する11の事実 - 論文

 犬のフラミンガム研究(wikipedia:コホート研究)とも称されるイヌの生涯健康プロジェクトがあるそうなんだが、ググっても詳細不明orz

 がん患者の話は、聞いてあげるだけで救いになるんだと。この辺か?:【医療】がんと闘う緩和ケア医 講演で訴え 傾聴大切に 信頼築いて | 中日ハートフルジョブ そういうことはもっと早く(父が亡くなる前に)言え、とは思うが…

 猫のこういうがんも:猫のメラノーマ・皮膚がん -腫瘍の原因、症状、治療法、改善のヒント<コルディ研究室>

古代人たちにとって、がんとは乳がんのことだった

これは、外から簡単にようすがわかるがんには、乳がんだけだったから、ということみたいで。

 あ、あと、無闇にwikipedia:入れ墨を入れるのはがんの元らしい:りゅうちぇる騒動で考える 医学的には「タトゥー」はこんなに危ない | 文春オンライン

 wikipedia:ソテツなどは発がん性物質を含んでる*4から、(草食)恐竜の時代から食べるべきか、(がんで)死ぬべきかは問題だったようで。つまりがんは

自然界では、統計学的に不可避であり―偶然と必然の問題であることを意味する

んだそうだ。

 wikipedia:ピートのパラドックス*5

 サメはがんにならない、とかいうのはインチキらしい:サメが癌にならないのは本当か? - つねぴーblog@内科専門医

 がんになりやすい、なりにくい犬種というのもあるんだとか:愛犬をがんで死なせないために、飼い主にできることは?|docdog(ドックドッグ) 人間の場合は、社会的要因だね:がん死亡率の人種間格差を是正するための3つの行動 情報とリソースを共有し、官民連携で対処する | HBR.org翻訳マネジメント記事(1/4)|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

 最古のペニスという話はこれだな:#3 世界最古のオス

 こんなんもあるんか:wikipedia:アイスランドペニス博物館 wikipedia:秘宝館とどっちがスゴいかな?というか、日本人ならまず秘宝館へ?

 こういうクモもいるんだと:噛まれたら「4時間の連続勃起」の後に死亡! バナナに潜んでいた世界最凶の毒グモ=英

 wikipedia:レオナルド・ダ・ヴィンチが述べたとされることでは、

ぺニスはそのご主人様の命令に従わない。主人のほうはペニスを意のままに勃起させたり萎えさせたいと思っているのだが…ペニスはペニスの考えを持っていると言わざるをえない

だとさ…

 wikipedia:早漏はPEと略されるそうで、ググると記事も沢山…

 「クロアカ」ってーのは使われる分野によって意味が違うの?:クロアカ

 wikipedia:メアリー・ローチ

 google:マーリーン・ズック

 google:ティム・バークヘッド

 google:オリヴィア・ジャドソン

 wikipedia:サラ・ブラファー・ハーディ

 性淘汰―ヒトは動物の性から何を学べるのか

 ※ボノボの「ホカホカ」「ペニスフェンシング」を動画付きで解説! | \とれぴく/

 こんな本もあるそうで:乱交の生物学―精子競争と性的葛藤の進化史*6

 google:マーリーン・ズックの言を借りると、

動物はこういう風に行動しているというような情報をもとに、社会的・政治的イデオロギーを正当化するのは不適切である…人々は、ボノボの性的活力に張り合う気など起こさずに、自分たちの生活に関する決定は自分たちで行わなければならない

とのこと。

交尾の目的は繁殖だけではない

さらには、アンダース・オグモという行動神経学者によると、

子孫がつくられるのは、「性行為の結果、偶発的に起こる生理学的現象」

だそうだ。

 wikipedia:スノードロップ

 毎夜“ビール”を飲む酒好きの哺乳類 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 なんで、wikipedia:ルネ・デカルト的な「人間だけが…」という見方は今となっては正しくないんだと。 

脳内の化学物質が感情の総元締め

 今やこれ:クリッカートレーニングって何? 褒めて伸ばす犬のおすすめ訓練法 | ファンファン福岡 は有名だと思うが、人間にも応用され始めてるんだとか:グラッセグッド TAGティーチング

 やっぱり読んでたか:快感回路 - た-くんの狂人日記

薬物を最初に使用する年齢を遅らせることには、(アルコールなどの悪影響に対する)強力な防衛効果がある

だから、18歳で成人になったとしてもやっぱり「お酒は二十歳になってから」が正しい訳か。スイマセン、オラ、二十歳前にもチョッピリ飲んでたような気が…もう時効か。

 wikipedia:湾岸戦争の時のwikipedia:イスラエルでは、wikipedia:スカッドミサイルの爆発で命を落とした人より、パニックと恐怖から生理学的なダメージを受けて死んだ人の方が多いんだと。つまり、恐怖は人を実際に殺すんだそうだ。

 wikipedia:サドンデス*7方式の試合では、勝負が決まった瞬間に命を落とす人が実際に多いんだと。

 また本書の記事発見:仮想粒子日記 「捕獲性筋疾患」と「たこつぼ心筋症」

 家畜のと殺方法も肉質に影響を与えるそうで:豚の殺され方(屠殺方法)| 畜産動物たちに希望を Hope For Animals|鶏、豚、牛などのアニマルウェルフェア、ヴィーガンの情報サイト

 ググるとこういうのもあって:wikipedia:音響兵器、高音・大音量は危険らしい。

 これまた本書の記事:医学と獣医学の垣根をなくす!ヒト以外の種から学ぶ医療「汎動物学」 WEDGE Infinity(ウェッジ)(FRADE)

 wikipedia:en:Herbert Benson曰く、

外科医は自分が死ぬと思いこんでいる患者を警戒するものだ

とのこと。

 アメリカとオーストラリアで行われた調査では、太った犬・猫の割合は25%~40%だそうだ。もっともアメリカの成人で太った・肥満の人の割合は70%だそうだが…

肥満は環境がもたらす疾病だ

もっとも「感染性肥満」というのもあるらしいんだが、今はググってもコロナ関連の話ばかりヒットして…

 ふーん、こんな本もあったんですか:過食にさようなら-止まらない食欲をコントロール

 こういう話もあるらしい:動物園のライオンの餌に害獣の駆除個体を与える深い意味(田中淳夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

現代人の食生活は、飼育動物の食生活と五十歩百歩だ

 うーん、これは有料記事しか見当たらん…体内時計を調節する細胞、筑波大などが特定: 日本経済新聞

 お薦め本は大腸菌 〜進化のカギを握るミクロな生命体だと。

 肥満や病気に深い関係のある「腸内フローラ」の秘密|オムロン ヘルスケア

 ある生物学者によると、捕虫網を動かす時の動きはwikipedia:テニスwikipedia:ラクロスストロークが参考になるんだと。wikipedia:香川照之はどう評すでしょう?

 wikipedia:ハイイログマの話だが、「感染性肥満」という話も出てきたんだが、今はググっても新型コロナの話ばかりヒットしてわからん…"-コロナ"とかつけてみても大して結果は変わらずorz

 2005年のノーベル賞ってこれか:ピロリ菌の発見 | ピロリ菌って何者? | ピロリ菌のお話.jp

 これはもう立派なビョーキですか:抜毛症 | 板橋区の心療内科・精神科 メンタルクリニックいたばし 言い換えると過剰グルーミングなんだと。オラ、抜くんじゃなくて(勝手に)抜けてく…それもビョーキ?むしろ加齢に伴う生理現象?

 wikipedia:リストカットをすると、脳のなかでwikipedia:エンドルフィンが分泌されるから、止められないんだとか:自傷のことを誤解しないで~自傷理解の基本(医師) | COMHBO地域精神保健福祉機構 だからと言って、やってみちゃダメですよ~エスカレートして止まらなくなるから。(キチガイは語る…)でも自傷に踏み切る三要素は

  1. ストレス
  2. 孤独
  3. 退屈

だそうだ。

 wikipedia:動物福祉については、Google先生は「5つの自由」というのを suggest してくれるんだが、本書(の注)に載ってたのは

  1. 社会性の重視
  2. 建造物・生息環境*8の整備
  3. 採餌活動の機会を作る
  4. おもちゃや探索できるものを与える
  5. 五感すべてに刺激を与えるようにする
  6. 人間がかかわっての訓練

なんか、人間に要求されることとあんまり変わらんね。てか、人間でもこれらの条件が満足されていない人は多いような気が…

 wikipedia:ウマは本来群れで暮らす動物なんだと:馬(ウマ)まとめ!大きさや特徴、生態は? - pepy

 wikipedia:フェラーリの赤はフェラーリレッドっていうんだ:フェラーリ・レッドなどフェラーリが生み出してきた様々な色の歴史を紹介|【業界先取り】業界ニュース・自動車ニュース2022国産車から輸入車まで【MOTA】 wikipedia:多田将さんが(大)好きだったんだが、ググっても赤い多田さんは見当たらず…せいぜいこのyoutube多田将の「ミリタリーテクノロジーの物理学」 第16回 - YouTube*9

 「恐怖の生態学」っちゅーキーワードが出てきたんだが、ググってもヒットするのは(自動翻訳っぽい)これくらいorz:イエローストーンオオカミが「恐怖の生態学」を再び導入 - 2022 | 動物

 豚も拒食症になるんだって:JPOP-VOICE(ジェイポップ-ヴォイス)/【統合失調症】コラム・夏苅郁子さん「動物、大好き!(後編)」 豚の社会も競争社会みたいだし:順位付けは動物の性なのか ニワトリの世界も厳しい縦社会:朝日新聞GLOBE+

 こういうのもあるんだと:wikipedia:プロアナ

 「防衛的吐き戻し」というキーワードも出てきたんだが、ググるとこんな記事:飲み過ぎて吐くのは、「生命維持装置」の発動|NIKKEI STYLE*10

脅威は、口に入れる食べ物から立ち現れるのではなく、不確かで危険な世界(それでも、その世界のなかで食べていかなければいけない)から発生しているのだ

 こんなコアラもいたそうだが:山火事を生き延びたコアラのサム、動画サイトで話題に オーストラリア 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News

 医者の世界にも「えらい」病気はあるそうで、wikipedia:脳腫瘍wikipedia:心臓発作wikipedia:白血病がトップスリーとのこと。

 wikipedia:イディ・アミンの死因はWikipediaでは多臓器不全ってことになってるけど、本書ではwikipedia:梅毒になってた…(ググるとそういう記事もある模様)。あとこれ:暗黒街の顔役アル・カポネは晩年「梅毒悪化」に苦しんだ|日刊ゲンダイヘルスケア とwikipedia:ナポレオン・ボナパルトも梅毒で…という説があるそうなんだが、ググってもそのものズバリはヒットせず…世界史を変えた13の病*11がアヤしそうではあるが。梅毒のところをななめ読みはしたが、記載はなし…

 wikipedia:ゾウリムシにも思春期局面があるんだと。

思春期とは、危険を冒し、ときには誤りを繰り返しながら学んでいく時代なのである

 モビングっちゅーのもあるそうだ:カラスはなぜ危険を冒してまでモビングするの?|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる

思春期の生意気さは、社会的地位を押し上げる助けをするのかもしれない

 うーん、本書にはゾウが喜びのあまり脱糞した、という話があったんだけど、ググっても真偽不明…

 wikipedia:コンドルはとても社会的な動物なんだそうだ。日本の動物園だと飼育頭数は少ないね…

青年が何としても仲間と同調したがるのは、自分の身を守るための古代からの貴重な防衛策を受け継いでいるあかしかもしれない

動物の世界でも、目立つ個体は攻撃を受けたり仲間外れにされたりするんだと。

 wikipedia:自殺事件のあとに周囲の人へのインタビューや調査は、言わば「心理学的解剖」だそうだ。

 人間でいう喪失、拒絶、失態は動物では孤独、排除、服従、譲歩だそうだ。

 こういうのもあったんでっか:wikipedia:ウエストナイル熱

 こんな映画もあったそうで:wikipedia:イルカと少年 (映画)

 こういうのもあるんだと:Q熱とは

 本書出版プロデューサーによれば、お薦め本は動物たちの喜びの王国だそうだが、図書館にはなし…

 という訳で、ちゃんと読んだらなかなか面かった。最初に見かけた時にちゃんと読んでいれば…の思いは強い…

 

*1:というか、ほとんど読んでない…

*2:トンボのメタボの話も。

*3:まぁ結局はこれも本書の紹介記事だったりするが。

*4:ソテツ/そてつ/蘇鉄 - 庭木図鑑 植木ペディア

*5:本書ではピートーの…だったが。

*6:さすがに図書館には無さ気…

*7:サッカーに関してはいまはこれ:wikipedia:ゴールデンゴール

*8:囲いやその床、寝床、止まり木など

*9:埋め込みは禁止なのでリンクで。

*10:本書の話とはちょっと違う気はするが、面白そうなので[あとで読む]

*11:'22 4/28 貸出延長の手続き忘れてた…