た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記(感想文との説も…)

快感回路

快感回路---なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか

快感回路---なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか

※今は文庫版しかヒットしないようだけど、図書館の本だからこっちのハードカバーです。ISBN 直接入力したら、出てきた。
この「快感回路」というのは著者独自の用語のようで、一般的には「wikipedia:報酬系」と呼ばれているものについてです。専門的には「内側前脳快感回路*1」というそうで、その語でググったら著者のインタビュー記事がヒットした。:なぜわたしたちは快感を好むのか?|WIRED.jp

記憶と快感と依存症は密接に絡み合っている

ネズミの脳に電極を指して、レバーを押すと電気が流れて快感を感じさせる、とかいう実験があったけど(ものすごい快感を知ったネズミ - mmpoloの日記)、実はあれは似たようなことを人間にもやった例があるんだとか。恐ろしや。

美徳と悪徳は神経から見れば一つであって、どちらを向こうとも、快感が私たちを導いていることに変わりはない。

wikipedia:依存症は、本書では以下のように定義されていた。

生活上の悪い影響が大きくなっているにもかかわらず持続的、強迫的に薬物(など)*2を使用すること

19世紀の詩人のバイロン(この人?wikipedia:ジョージ・ゴードン・バイロン)は

人は合理的存在として、酔わずにはいられない。酩酊こそが人生の最良の部分である。

なんて書いてるそうだ。今度の飲み会の時のために覚え書き(でもきっと忘れてるがorz)。

薬(向精神薬)が心に及ぼす作用の多くは、心の中にある

依存症の発祥は本人の責任ではないかもしれないが、依存症からの回復は本人の責任だ
(訳者あとがき*3より)

いやだから、前向きに善処してます、ってば。
wikipedia:長期増強は、テリエ・レモらが最初に提唱した時は、持続増強と呼んでいたそうだ。

しかし、科学の世界ではよくあることだが、この名称は定着せず、今では長期増強と呼ばれれいる。

って、よく見たら Wikipedia にも書いてあるよorz

最近の研究結果からすると、摂食行動が生化学的に開始されるのは、極端な飢餓状態のときだけと考えられる。食べるものが十分にある通常の状況では、食事を始めようという動機は、どちらかというと社会文化的、環境的要因によって生じる。

腹減った〜、としょっちゅう暴れてた父に教えてあげたかったなぁorz まぁ(昔は)オラもよく暴れてたか。いずれにしろ、食欲が生まれる仕組みというのは結構複雑なもののようだ。
体重の軽重は、80 %は遺伝的に決まっているんだそうだ。
また、脂肪と糖は同時に摂るとはるかに依存性が大きいんだと。外食産業はこのカラクリを悪用?しているらしい。
あ〜、でも「ミラーグラスのwikipedia:ファサード」って言われても狂人には何のこっちゃわかりませんorz Google 先生によると、こういうのらしいが。
http://www.mighouse.com/photo/bd/bd2a1f2491e265443a44fd407651ab36.jpg
恋愛感情を量的に評価するために、こんなのもあるそうだ。The Passionate Love Scale - The Anatomy Of Love でもこーゆーのを(文系の?)女性を相手にやると、かっちゃかれ*4そうだが。ま、オラは「人生、あきらめが肝心!」だから、どっちゃでもええわい。

脳スキャンの観点から言うと、恋に落ちている脳は、麻薬(コカイン・ヘロイン・アンフェタミン)でハイになっている脳とそう違わない

そうだし。

どんな音でも匂いでも色や形でも記憶でも、快感と結びつけられれば、それ自体が快い刺激となりうる

人間の脳はもともと、リスクのある出来事から快感を得るようにできている

んだって。で、オラのように賭けに負けたときはどうなるんだろうorz

愛の反対が憎しみではなく無関心*5であるのと同じように、快の反対は痛みではなく倦怠

だそうだ。
wikipedia:マーク・トウェインはこんなこと言ってるそうだ。

働いて得た99ドルより道ばたで拾った1ドルのほうがうれしい。

そういうことってあるね。(最近はやってないが)昔よく自動販売機のお釣りが出るところに手を入れてたなぁorz
そーえばガキの頃原子力自動車、とかあったなぁ、と思いググると、こんなんヒットした。wikipedia:原子力機関車 そーえばwikipedia:鉄腕アトムも(当初は?)

原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き

だし、wikipedia:ドラえもん (架空のキャラクター) wikipedia:原子炉内臓だし、あの頃は原子力に夢があったんだよね…

有害性と罰則は、多くの場合対応していない

そーえば著者は昔[読書]つぎはぎだらけの脳と心 - たーくんの狂人日記を書いてた(このころは父も存命だったので、父も読むので買って、家の奥の部屋に置いてある)。
というわけで、無事一冊読み終えました。でもマジメに感想書くともうとっぷり日は暮れるorz

*1:一つの領域ではなく、腹側被蓋野側坐核、内側前脳束、中隔、視床視床下部などが互いにつながり合って構成されているそうだ。

*2:薬物以外の依存症の話もしていたので、(など)をつけました(引用者追記)。

*3:本文中にも同様の趣旨の言及はあったが。

*4:≒ひっかかれ

*5:wikipedia:マザー・テレサの言葉らしいが。ただこれも、ググるといろいろ意見があるようで。