た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

激甚気象はなぜ起こる

 ここの続き。

 うーん、AIによる概要が一番わかりやすく感じられることに、やややりきれない思いも…:google:ベストトラックとは

 要するにwikipedia:台風は積乱雲の集団だそうだ。

 気象50のなぜ+10|27. 最も強い台風って?*1

 高波、津波、高潮はどう違う?│コカネット 著者が言うには、日本人は津波に対しての警戒心は強いが、高波・高潮に対してはそうでもないので、その点がご不満のようで…

wikipedia:地球温暖化は気候の問題であり、個々の台風は気象の問題なので、ある一つの台風災害を取り上げて、それが地球温暖化によるものか、という議論は難しい

 こういうのもあるそうだが:wikipedia:ドボラック法wikipedia:アントニン・ドヴォルザークは関係ないのかな?
 「強い台風ほど不確実性が大きい」らしい。そえば(今年の)台風17,18号はどうなったんだっけ?

 気象50のなぜ+10|33. 9月26日は台風が上陸する日?

 こんなのあるんだと:宮古島の人々の生活を支える「地下ダム」 | びんちょうたんコム あと、台風と蜘蛛の巣の関係とか。

森林は自然のダム

 こんなのもあるんだ:東京都の人工降雨装置の「実力」とは 20年超本格稼働せずも「準備はできている」と担当者 | AERA dot. (アエラドット)

科学技術の進歩は漸進的

 そえばこんなこともあったか:【臨時号】なぜ2050年までに実質ゼロを目指すのか | 京都府地球温暖化防止活動推進センター(NPO法人 京都地球温暖化防止府民会議)公式サイト (また)直前になって慌てたりしなきゃ良いが。

 今の天気予報というのはほとんどすべて数値予報なんだそうだ:現代の天気予報に欠かせない数値予報や全球モデルとは 〜天気予報の裏側教えます!〜(季節・暮らしの話題 2024年05月23日) - 日本気象協会 tenki.jp 「計算は正しくても数値予報はまったく間違った結果になる」ことがあり得るんだと。

 著者の叔父さんは「微分と書いて微か*2に分かる、積分と書いて分かった積もりと読むのだ」と言ってたとか。

 シミュレート・ジ・アース―未来を予測する地球科学

 wikipedia:CFL条件

 百億の星と千億の生命 (新潮文庫 セ 1-5) (名前が似てる)wikipedia:百億の昼と千億の夜(漫画)は実家の書架にあった気がするが。wikipedia:指数関数的成長の話があるらしい。15分に一回分裂するとすると、1個のバクテリアが1兆分の1グラムだったとしても、1日半あまりで総重量は地球の重量を超え、2日で太陽の重量を超えるんだと。ま、人類は指数関数的な変化に対応できないそうだから。

 wikipedia:ひまわり (気象衛星) 最新は9号ですか(本書は8号の時代だったようで)。

空気のなくなった地球は、-18℃くらいになるといわれている。*3

 気象庁 | 大気中二酸化炭素濃度の経年変化

 wikipedia:地球温暖化のような問題では、必ずwikipedia:御用学者があらわれるんだと。また、(気温の)上昇率が問題なんだそうだ(あと10倍くらいゆっくりなら、生物は進化で対応するだろうから)。

 温暖化による海面上昇も(世界で)一様ではないそうで、ググったらこんな記事ヒットした:世界の海面は上昇、アイスランドでは下降 地球の裏側に流れる水 - CNN.co.jp

 この話は前にどっかで出てきたっけ?:Chapter 1 気象と気候は違う。 - MizuMirai Vol.08 豪雨、干ばつ、地球温暖化。その関係を訊く。 - Mizumirai(ミズミライ) - 公益財団法人 セディア財団 著者のような専門家にとっては、フルーツとスイカを比べてるようで気持ち悪いんだと。

 wikipedia:イベント・アトリビューション これによると、地球温暖化がなかったら、wikipedia:2018年の猛暑 (日本)が起こる確率はほぼ0%だそうだ。
 おすすめ本:絵でわかる地球温暖化 (絵でわかるシリーズ)

 「自助が第一」というのは、健常者の論理だそうだ。

 避難行動がなされるためには、

  1. 情報の伝達
  2. 情報の理解
  3. 判断
  4. 行動

が必要、とのこと。避難にもコストがかかるからね*4

 wikipedia:ハザードマップは不完全だが不可欠、だそうだ。

 洪水時は区のほぼ全域が水没…「区内にいてはダメ!」と啓発した江戸川区の斉藤区長が一番恐れていること | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン) | “女性リーダーをつくる”

 大避難 何が生死を分けるのか―スーパー台風から南海トラフ地震まで (NHK出版新書 512)

 こんなんも:タイムライン - 国土交通省水管理・国土保全局

 英語には"high impact weather"という語があるそうで、本書のタイトルの「激甚気象」というのはそれをイメージしてるっぽい。ググると顕著気象なんていう訳語も散見されるが、定訳はないような話をしてた。

 という訳で、無事読み切ることができた。メデタシメデタシ。

 

*1:この時代は、wikipedia:ヘクトパスカルじゃなくてミリバールだよなぁ…

*2:かす

*3:出典:空気がなくなったらどうなるの? | 空気の学校 | ダイキン工業株式会社

*4:オラみたいなのはコスト大きそう…