た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

気候変動の真実

 図書館で見かけて、かな?

 紹介記事:温暖化の科学は決着などしていない:『気候変動の真実』 | キヤノングローバル戦略研究所

 wikipedia:リチャード・P・ファインマンカーゴ・カルト・サイエンスについて語ってるんだって(Wikipediaも:wikipedia:カーゴ・カルト

数字を引用する際の精度は文脈に左右される

 また、気候科学には科学の数多くの分野が関わってくる、とのこと。なんで、

(気候)科学の現状を評価・伝達するうえでの課題は、幅広い文献に批判的に目を通し、事実に基づく首尾一貫した全体像を組み立て、伝えること

だそうだ。

 気候科学の3つの要素(中心的な問題)は

  1. 人間は気候にどんな影響を及ぼしたか?その影響は今後どう変化するか?
  2. 人間(や自然)からの影響に気候はどう反応するか?
  3. 気候の反応は生態系や社会にどんな影響を与えるか?

とのこと。

科学のプロセスは知識の収集というより、むしろ不確かな知識をいかに減らすかという作業にほかならない

 wikipedia:気候変動に関する政府間パネルの確信度については:IPCC特別報告書「1.5°Cの地球温暖化」の図を読み解く (2) | 地球環境研究センターニュースWikipediaにも書いてあるか)そもそも:「気象」と「気候」の違いとは? - ウェザーニュース

自然界の理解は計測*1から始まる

 考えてみるとよくわからない…:小数点以下は、「コンマ以下」? まぁ通じりゃ良いんだよ、という気もするが。

 本書では、シグナルは長期的な傾向で、ノイズは短期的な変化だそうだ。ググるとこんなのもあったが:気候科学を虚偽情報から分離できるか? – NPO法人 国際環境経済研究所|International Environment and Economy Institute

 こういうのも:気候変動に関する政府間パネル(IPCC)「気候変動への適応推進に向けた極端現象及び災害のリスク管理に関する特別報告書」の公表について(お知らせ) | 報道発表資料 | 環境省

正確な用語は、科学者が推論や明確な伝達のために用いる最強のツールであるが、不正確な用語も、説得を目的とする人たちが利用できる強力なツールである

 (今は)こういうのもあるんだと:【アルゴ2020】アルゴフロートで世界の海を測って20年|JAMSTEC BASE/こういう海洋循環の話ではゼタジュール(wikipedia:ジュール)という単位がよく使われるらしい。

 うっすらと記憶にはあったが:wikipedia:シュテファン=ボルツマンの法則

 なんかググったら、本書の記事ヒット:温暖化の科学は決着などしていない:『気候変動の真実』 | キヤノングローバル戦略研究所 というか、本当はこれのこと調べようと思ったんだが:wikipedia:JASON

 wikipedia:温室効果ガスが熱を補足*2する、という言い方も正確ではないんだと。より適切な比喩はwikipedia:キャッチ・アンド・リリースだとか。

気候システムを流れるエネルギーのうち、人間の影響は現在1%にすぎない

 という訳で、第2章までは読んだが、やっぱり読みかけ放置…

 

*1:分野によっては観察と言い換えた方が良い?

*2:トラップ