た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

高次脳機能障害――医療現場から社会をみる

 図書館で見かけて。副題もつけないと商品検索でヒットしない…

 wikipedia:山口研一郎 講演会かなんかでお目にかかったこともあったかなぁ?と思ったけど、西日本のご出身だから、オラの記憶違いの可能性大。でもお名前は存じ上げてた(だから図書館で目にとまった)。

死亡者のみならず負傷者に対しても目が向かわない限り、交通事故問題の抜本的解決には結びつかないのではないか

と考え、(日経*1以外の)wikipedia:全国紙にお手紙書いたけど反応は全くなかったんだと。それはまぁ、マスゴミに期待し過ぎ?

 (西日本には?)こういうのもありますか:頭部外傷や病気による後遺症を持つ若者と家族の会

 こういう本もあったの?:生きててもええやん―「脳死」を拒んだ若者たち

 画像検索すると wikipedia:note (配信サイト) の記事がヒットした:高次脳機能障害について(神経心理ピラミッド)|nov|note

 wikipedia:高次脳機能障害者にとって書くことは大事なんだと。言わばメモは外部の脳として機能するから。同様に、google:指差呼称も大事と。

この十数年の間にも、若い人々の言語能力は落ちていると言わざるを得ない

 wikipedia:古代ギリシャ・ローマ世界にもあった、という説もありますが:最も古い「最近の若者は…」のソース: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

 wikipedia:大脳辺縁系は動物脳ですか:伊藤整形クリニック

 自己(障害)認識のレベルについて、こういう説もあるとか*2

  1. 気付いていない(他者から指摘されても否定)
  2. 漠然とした気づき(指摘されるとある程度認める)
  3. 知的気づき(自らある程度認識できるが、意識した行動は難しい)
  4. 体験的気づき(生活や就労の場で、障害を認識した行動がある程度とれる)
  5. 予測的気づき(障害を認識した行動が十分とれ、補償行動も可能)

高次脳機能障害克服のための営みは、実は私たちの人間的成長においても不可欠なこと*3

 ググるとこういう記事があったが:利き手はなぜ生まれるのか 10%の左利きの謎 - ログミーBiz 

イヌやネコのようなその他多くの動物が、片方を好むことはありますが、右利きと左利きの比率はほとんど同じです。…「利き手」は人間に特有のもの

犬にも効き足があるとかいう説もあるよね:犬に「利き足」ってあるの? 犬の「足」にまつわる雑学・豆知識|いぬのきもちWEB MAGAZINE

 こういう本もあるそうだ:46年目の光―視力を取り戻した男の奇跡の人生

 wikipedia:京都大学霊長類研究所に(当時)ってついてたから、何で?と思いWikipedia読むと、「改編される予定」ですか…部外者だから言うけど、日本はホント看板変えることが多いね。オラのいたところは、不祥事があった訳じゃないけどwikipedia:京都大学化学研究所原子核科学研究施設が「先端ビームナノ科学センター」に変わりました…それって何ナノ?

 こんな記事もヒットした:「味覚の変化」が教えてくれること|オムロン ヘルスケア

 何となく書名に見覚えがあったけど、やっぱり(一応)読んでたか:最新脳科学でわかった五感の驚異 - た-くんの狂人日記

 wikipedia:桂枝雀 (2代目)が言ってたのって、これかな?:つらいとき、苦しいときこそ笑って生きよう!| | 月刊「PHP」

 オラの診断名のびまん性軸索損傷について | メディカルノートはDAIって略すのか。こんなDAIもあるようだが:初心者のためのガイド:DAIとは何か、どのように機能するのか - Bybit Learn

 半側空間無視はUSNらしい:半側空間無視ってどんな症状?リハビリの方法は? | 訪問看護ブログ | 株式会社 メディケア・リハビリ 本書には、巻末に略語一覧もあって親切だね*4

 「話せない」と言えるまで―言語聴覚士を襲った高次脳機能障害

 世界標準?はこれなんか:wikipedia:Glasgow Coma Scale

 一応こういう風に区分されてるんだと:49 情動/感情/気分 - 誰も知らない認知症;脳のはたらき(知的機能)からみた老人性認知症の予防と介護

 MTBIの"M"(軽傷)の定義:脳を守ろう!MTBI(軽度外傷性脳損傷) | 中野区公式ホームページ

 第2回 3つの「間」を失って、弱くなった子ども:子どものこれから:かもめの本棚 online

 著者は1949年の生まれなんだってね。(亡き)母と同じだわ。

 NPO法人設立1周年記念講演会

E.T.」(Entertainment Therapy)を提唱し、「心が動けばからだが動く」を合言葉に全国へ普及

僕は(今は)wikipedia:視能訓練士という人もいる、という話を聞いたとき、それって(目の訓練だから)ETっていうのかな?と思ったら、ORT*5と呼ぶんだそうだ…

 こういうのもあるんだと:google:パーソン論

 だから、wikipedia:相模原障害者施設殺傷事件の犯人の思想も、むしろ社会が作った側面もあるようで。また、その手の施設*6は、「大量生産の工場や養鶏豚場を暗喩的に連想させやすく、そこに居住する人の人間の尊厳を社会から見失わせてしまう」という側面もあるとか。

今後の医療・医学に課せられた社会的任務を一言で表すならば、「人生の誕生から終焉に至る「命」の選別・操作・利用を進めるための原動力であり技術的手段」

だそうだ。

 こんなのもあったんですか:アシュリー事件 - Jinkawiki

 高次脳の症状も、こう言いかえると前向きに生きられるんだと:

  1. 忘れっぽい→こだわりがない、細かなことを気にしない
  2. 仕事が遅い→慎重、思慮深い、落ち着いている
  3. キレやすい→感情が豊か、表現力がある、敏感、正義感が強い
  4. 融通がきかない→物事に動じない、筋を通す、一本気
  5. 共感性がない→我が道を行く、他人に影響されにくい

 まぁバランスの問題のような気もするが。

 という訳で、斜め読みになってしまったので、読みかけタグ。

 

*1:ここではこの判断は適切でしょう。だって日経はお金が絡まないと記事にしてくれないから。

*2:「精神認知とOT」という雑誌からの孫引きですが…

*3:断定ではなく、「のような気がする」と続いてたが。

*4:暗に、そうではない不親切な本も多い、と言ってるつもり。

*5:Wikipediaと違うが:視能訓練士(ORT)ってご存知ですか?|福岡市の眼科|白内障・網膜硝子体手術・緑内障手術|望月眼科

*6:僕は老人福祉施設にもその手の臭いを感じたことがある。