- 作者: 杉村昌昭,境毅,村澤真保呂
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2016/06/20
- メディア: 単行本
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たぶんこの記事の「衛星国家」というのは、本書では(思い切って?)「属国」と訳してた。
以下、ピンときた文章をデジタル書き抜き。
地中から人間が抉り*1出してしまった「悪の火」である核物質。その双頭の化身、核兵器と原発こそが現存する「暴力の王」である。
ゲイやレズビアンという新たな「種」を発明することは、医学的次元ではなく政治的次元の企てなのである。
今や、経済の「成長」も、人の「成長」も、神話ではなく強迫になってきていると言うべきである
生命の営みとは、別の生命との出会い、環境との絶え間ない交わりのなかにこそ生じる現象である
そうそう、最近はwikipedia:公害なんていう言葉はあまり見聞きしないけど、言われてみればこれはwikipedia:環境問題と言い換えられてるだけだね。
wikipedia:LGBTに I (Intersex) が加わることもあるんだ。
うつ病を産み出す社会こそが「病気」
本書では、宗教を集合(的)沸騰*2と呼んでた。
そーえば、wikipedia:コンパクトシティというのも、元はお上(wikipedia:国土交通省)が作り出した言葉で、負の側面もあるようだ。どうも、お上がカタカナ語を使うときには眉に唾を付けた方が良さそうだね。
*1:エグり
*2:この言葉自体はwikipedia:エミール・デュルケームによるものだそうだが。