読みかけ、というか、流し読みですがね。
グーテンベルクからグーグルへ―文学テキストのデジタル化と編集文献学
- 作者: ピーターシリングスバーグ,明星聖子,大久保譲,神崎正英
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2009/09/25
- メディア: 単行本
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あとがきで述べてましたが、本書のタイトルは煽り*1です。グーテンベルグはともかく、グーグルの話はほとんど出てきません。
本書が提示する命題は、「文学テキストの電子化が、テキスト性への理解を大きく変革するだろう。」というものだそうです。そりゃそうだろうなぁ、とは思うけど、素人が読んでもどうしてそう言えるのかはよくわからんかった。
一つ、名言だと思えたのは、
大衆の無知は怠惰なだけだが、学者の無知は罪である。
という言葉ですかね。学者の皆さん、頑張ってください。(もっとも、今の時代、学者と大衆との境界は曖昧模糊*2としていると思うけど。)
ま、もうちっと文学や哲学の知識を身につけてから再挑戦しても良いかもしれない。まぁ、その頃にはまた別な新しい著作が出てるんだろうけど。