- 作者: ハリーコリンズ,鈴木俊洋
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2017/04/24
- メディア: 単行本
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wikipedia:気候研究ユニット・メール流出事件(クライメートゲート事件)が本書執筆のきっかけだそうだ。
医療の流行は、時代や場所によって大きく変わる。
科学は雑然としたものや複雑なものにはうまく対応できないのだが、我々の世界は雑然としていて複雑なのである
そもそもwikipedia:科学論は
ものだそうで(Wikipedia にも書いてあったから、コピペorz) でも科学論の第一の波とか、ようわからんorz(ググったらこんな記事がヒット:科学コミュニケーションと「第 3 の波」(PDF))
wikipedia:パラダイムっちゅーのは、この分野では特別な意味を持つみたいだね。本書では「解釈原理」との訳語が紹介されていたが。
(事後的な記述を読むのは簡単だが)実際に実験を成功させるのは本当に難しい――成功のために必要なのは、操作の熟練と、ほとんどの場合、運である
やっぱそうか。
wikipedia:arXivの"general physics"というカテゴリーの論文は、他のカテゴリーの論文と比べて、あまり深刻に受け取ってはいけないということをみんな知っている。
んだそうだ。オラよくわからんけど。
本書の立場としては、wikipedia:科学とwikipedia:技術は明確には区別できないらしい。「公衆が関係する限りでは、区別することはできない」そうだ。
本書に出てきた「議論による統治」という語をググってみたら、こんなんヒット:〈慣習の支配〉から〈議論による統治〉へ〜『日本の近代とは何であったか』 : ブックラバー宣言
心理学者や哲学者の間での主要な見解では、専門家とは、自分の専門知の向上のために自覚的に一万時間程度の時間を使った人のこと
であるそうだ。これのことか?:人生3年捨てる覚悟ある? 成功するために必要な「1万時間の法則」 - まぐまぐニュース!
科学を現実的に機能させるためには、何を軽視すべきで何を重視すべきかを識別しなければならない。そして、その識別に関しては、専門家コミュニティーの「暗黙知」に従うべきだ(注より)
悲劇に直面すると、人はみんな、その原因を探りたがる。
これ:予防接種で自閉症になるってホント? - warbler’s diaryの話で。
最後のまとめとしては、
我々はみんな、自分の仕事に関してスペシャリスト専門家であるが、特別な場合を除けば、このことによって、我々みんなが科学の専門家であることにはならない。
と言われ、またグーの音も出ないのでしたorz
あと、そーえば中央図書館で読みかけた本(16日追記):