- 作者: 正高信男
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/06/16
- メディア: 新書
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まぁ本の内容の説明なんかは、amazon の 「商品の説明」−「内容紹介」でも見てもらえば良いとして、書名で掲げられているテーマは正にその通りだと思うんですね。でも僕が思うに一点欠けている視点は、彼らが大成するには、彼らを支える人物が必要なのではないだろうか、ということです。本書で挙げられていた織田信長、葛飾北斎、南方熊楠、野口英世、中内功の場合どうだったかは僕もよく知らないのですが、海外に目を向けると、有名なところでwikipedia:奇跡の人(ヘレン・ケラー)の場合、サリバン先生の存在が欠かせませんですよね。世の中で大成するためには、そういう障害がある人を上手に支えてあげる人が不可欠だと思うのです。
本書で語られていた日本の五人の場合、そういう存在の人がいたのかどうか、ということはよくわからず、今後の課題に残されるのであった。まぁ、こういう課題は往々にして放置プレイされるんだが。