た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

宇宙研究のつれづれに

  ここ2,3年の雑誌、講演録のまとめみたいだが。

宇宙研究のつれづれに: 「慣性」と「摩擦」のはざまで

宇宙研究のつれづれに: 「慣性」と「摩擦」のはざまで

  • 作者:池内了
  • 発売日: 2021/02/25
  • メディア: 単行本
 

  本書によると、wikipedia:運動の第1法則慣性の法則)がもっとも美しい法則だそうだ。

物理学とは「最も純粋な形において真実が表れる」 と率直に表明する学問であり…

 オラ、レッドカード食らったし、ようわからん…

 著者は、wikipedia:寺田寅彦のおっかけだそうだ。著作も複数。ふだん着の寺田寅彦 池内了著:東京新聞 TOKYO Web 寺田寅彦と現代【新装版】 | みすず書房

 「ニコライ=アインシュタイン宣言」とかいうのもあったそうだが、ググってもようわからず…→あった:ラッセル・アインシュタイン宣言 湯川秀樹とアインシュタイン - 岩波書店に書いてあるのかなぁ?

 端西はスイスですか(“端西(スイス)”の例文|ふりがな文庫

 wikipedia:JASON(今で言う)wikipedia:クラスター爆弾の制作も提案してたんだとか。悪魔の兵器らしいからね…悪魔の兵器…『対人地雷・クラスター爆弾・劣化ウラン弾』展

科学技術は武器開発と不可分の関係にあり、一歩間違えば人間の殺傷に大きな力を発揮してしまう、科学者はそのような「原罪」を背負っていると考えるべき 

科学技術に限らず、人間のすることなす事はたいてい使い方を間違えるととんでもないことになるね…「世界初」ということばにも弱いし…

 【プランク】とは・意味 | エキサイト辞書

プランクが良心的立場からナチズムに一線を画したことはよく知られている。

 著者のこんな記事(PDF)も見つかった:軍事と科学―ナチスドイツとJASON

 wikipedia:チャレンジャー号爆発事故 脱出装置はなかったんだそうだね。

管理者側が言う小さい(失敗)確率は願望値

なんで、事故確率をごまかしてもいずれしっぺ返しを受ける、とのこと。本書の例はスペースシャトルの事故だったが、日本も原発事故を経験してるんだもんね。

 こういうwikipedia:軍産複合体もあるんでっか:wikipedia:レイセオン

 wikipedia:国防高等研究計画局の親戚?で知能高等研究計画局(IARPA)ってーのもあるんでっか*1

 Googleのモットーも変わったの?:「Don’t be Evil」から「Do the Right Thing」へ、Googleの新しい行動規範が公開されたことが判明 - GIGAZINE

 wikipedia:戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー

 google:グリュナード島は「グルイナード島」と表記されていてググるのが一苦労…

 著者は「ピカソで国を守ろう」と言ったことがあるそうで、ググったらこんなのがヒットした:月刊さなるこ新聞デジタル(PDF)(6ページ目に記事あり)

 今や軍事開発の目標は、宇宙・海洋・情報だそうだ。

 こんな本も:科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか | みすず書房

私に言わせると、JAXA|宇宙航空研究開発機構 は宇宙科学研究所を使って見せかけの平和研究で宣伝し、実際の飛翔体関係の部門ではもっぱら防衛及び安全保障研究を行うようになりつつあります

 クワバラ、桑原クワバラ…

 そーえばこんな話もあったか:社説:「セクハラ罪はない」発言 麻生氏の非常識いつまで | 毎日新聞 アホ―だね。ググるとこうなるが:google:麻生 アホ―

 またはこっち:google:アホウ太郎

 「科学技術」という語は1938年に生まれたんだそうだ。ググってもようわからんが。「産学協同」ということを言いだしたのも同様だとか。

科学者は反省しない人種 

  wikipedia:蘭学事始は江戸の視点で、それ以前にも長崎のwikipedia:通詞が翻訳本を出してたんだって。

 wikipedia:鎖国wikipedia:志筑忠雄が作った語ですか。

文学における科学的要素を考えたのがwikipedia:夏目漱石であるとすれば、wikipedia:寺田寅彦は科学における哲学的要素を捻り出そうとしたと言える 

  科学の限界 (ちくま新書)に出てきたキーワードは、

  1. 等身大の科学
  2. 新しい博物学
  3. 文化としての科学

だそうだ。ググるとなんかメモもヒットするようだが。

 こんな語も:電力中央研究所社会経済研究所 社会経済研究所 コラム(トランス・サイエンス)

 初めに書いたように本書は雑誌の原稿などが多いが、そういう締切のあるものには締め切り効果?が働くんだそうだ。wikipedia:パーキンソンの法則っていうのか。

 という訳で、レッドカード食らいましたが(だから本書が想定している読者層ではないが…)、つい手が伸びてしまいました。これも緊急事態宣言前だったかなぁ?

 

*1:日本も防衛装備庁 : ホームなんてーのがあって、著者曰くやってることは一緒、と…