た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

アメリカは本当に「貧困大国」なのか?

アメリカは本当に「貧困大国」なのか?

アメリカは本当に「貧困大国」なのか?

こちらでその存在を知り、札幌市の図書館に某日取り寄せを依頼したら、2,3日のウチにすぐ届いたので、借りて読んだ。
でも、僕が堤氏の著書で一番興味を惹かれたのは、医療改革の話だった*1んだが、この冷泉氏の著書では、そこはオバマ医療保険改革が成功するかどうか、という話になっていて、なんかちょっとピントがずれてる印象を受けた。ピントがずれてる、と言えば、日本の自民党の(2009総選挙での)敗北を、自民党が「上から目線」だから国民に見放された、とか書いてたんだけど、それも違うよなぁ。
まぁでも、アメリカの現状を知る(そしてその照り返しから、日本が抱える問題点を浮かび上がらせる)上では、冷泉氏の分析は的を射ていて参考になるでしょう。
やはり、というか、JMM | 村上龍電子本製作所なんかの記事を再編したものなんだって。
あと、こちらの記事もご覧ください(冷泉氏のブログなんかがまとめられていたので、ちょっと手抜き)。
アメリカは本当に「貧困大国」なのか? - hideharaの日記

*1:僕が受けた印象では、要するに貧乏人は良い医療を受けられない、というような話だったと思うんだけど。