「感情」の地政学――恐怖・屈辱・希望はいかにして世界を創り変えるか
- 作者: ドミニク・モイジ,Dominique Moisi,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 単行本
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- 屈辱とは「そんなことできるかな?できるはずがない。」という気持ち
- 恐れは「なんてことだ。世界がこれほど危険な場所になるとは。どうすれば身を守れるだろうか。」という気持ち
- 希望は「やりたい、やれる、やろう」という前向きな気持ち
ま、ただ、こういう過度な単純化は危険だから避けるべきだ、とも語っていましたが。
著者のドミニク・モイジ氏は、父がホロコーストを生き延びた世代の国際政治学者だそうで、オラなんかは国際政治学者、と聞くと、どうしても↓
の人を思い出し、ちょっとアヤシイ感じがしちゃうんだけど、もちろんこのモイジ氏の場合、そんなアヤシイ感じはしません。立派な著書だと思います。翻訳書だから、読むの疲れたけど。
翻訳の質は、まぁこんなもんなんでしょうね。可もなく不可もなく、といった具合です。
*1:気分、と訳せば良いかな?