た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

誰も正常ではない

 これも図書館で見かけて、だと思うんだが…

 ググるとこんな評も:「異常」と「正常」はどうやって生み出されてきたのか──『誰も正常ではない――スティグマは作られ、作り変えられる』 - 基本読書

 wikipedia:ルース・ベネディクト曰く、

 正常の概念は、厳密に言えば善の概念の変種である。それは社会が承認したものなのだ

とか。

 ググったらこんなんヒットしたけど:ハートクリニック|こころのはなし

私たちは、精神病がかつて考えられていた以上にありふれたもので、個人として、あるいは他者との関係のなかで、誰でも罹りうるものだ、と認識するようになってきた

例えば、こういう話もあるんだってね:レイプ、望まぬ妊娠、自傷行為……レディー・ガガ、「精神が完全に壊れた」壮絶体験を告白 - セレブニュース | SPUR

 「周縁化」は

社会的に無視あるいは軽視する

ことだとさ。

精神病は、疾患そのものと、社会による否定的な判断という両側面を併せ持つ二重の病だということがわかった

 wikipedia:スティグマ

 こういう考え方もあるんだと:ジェンダーフルイドとは?ノンバイナリーとの違いは? | TABI LABO

 知らニャイ…wikipedia:デイヴィッド・レターマン

だがもういい加減、正常とは有害な幻想であることを認識すべきだ

また、その次の項では

精神病とは、遺伝子、養育、富、貧困、友人関係、教育など私たちの想像を超えるほど多数の要因によって形成された経験なのだ

とも。

 こういうのもあるんでっか:神経系疾患|Rett症候群(レット症候群)(平成22年度) – 難病情報センター

 wikipedia:アルコホーリクス・アノニマス 匿名性が重要らしいね。

wikipedia:メンタルヘルスという用語そのものが、病気という意味合いを避けるために考案されたものである

 wikipedia:ベドラム

資本主義が精神障害を生んだと言いたいのではなく、資本主義社会のもとで精神障害が新たな意味を獲得したと言いたいのだ

 (日本では)障害の「害」の文字が良くない、とか言って「障がい」と表記することが多くなってきたが、英語にも似たような?問題はあるそうで:「障害」の表現についてーーDSMによる精神科診断の問題 | 岐阜県多治見市の心療内科・精神科 水谷心療内科|ネット予約可能

wikipedia:スペクトラムは、苦痛の連続体に参加するよう[誰もが疾患のスペクトラムの特定の位置を占めているということを認識するよう]求める招待でもある

 有名らしい:盲人はつくられる―大人の社会化の一研究

 こういう話もあるの?:アスペルガー障害がなくなったの? - あらたまこころのクリニック | 名古屋市瑞穂区の心療内科・精神科 Wikipediaも:wikipedia:アスペルガー症候群

 こういうのもあるそうで:生物心理社会モデル

 こういう島も:wikipedia:マーサズ・ヴィニヤード 詳しくはこの本?:みんなが手話で話した島 (ハヤカワ文庫NF)

 という訳で、軽い気持ちで手を出したんだが、これは(オラは)腰を据えて読むべき本だと思われるので、そのうちちゃんと読みたい。とりあえず「はじめに」と「結論」、そして訳者あとがきには目を通したが。