た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

資本主義の「終わりの始まり」

 結構古い本だから、本日の返却本だったかなぁ?

 wikipedia:テオ・アンゲロプロスが言うには、「文化とは国の吐息」だそうだ。同じく「文化」つながりでは、wikipedia:ギリシャではwikipedia:デモ活動は文化だそうだ。

 wikipedia:レンゾ・ピアノが言うには、

私は技術を信奉しているが、社会を脅かし傷つける技術は支持しない

とのこと。(もちろん)その例は原発

 ギリシャでは法を守る、守らせるのはその場の状況・人次第なんだと。

ムードに流されやすく制御されやすいのが日本の持ち味

だとさ。

wikipedia:ジョセフ・E・スティグリッツの言葉を借りれば、成長経済は債務なしにはあり得ない

んだと。

 ググってもヒットしないから真偽不明だが、「wikipedia:ケープタウンは世界の中心」とかいう言葉があるんだと。あ、ひょっとしてこういう地図の話かな?

https://www.mag2.com/p/news/wp-content/uploads/2019/02/shutterstock_672483304.jpg

あなたの意識は、大西洋を横断する蒸気船に乗っている密航者のようなものだ。

音吉読書録・あなたの知らない脳からの孫引きですが。

 あるギリシャの銀行家によれば、

政治家とは、国益と私益を重ねるのを得意とする人

とのこと。あ、続きがあった。「いずれかを切るとすれば真っ先に国益を切る人」だそうだ。

 庶民は、wikipedia:ゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウのことをアメリカの工作員と評してるんだと。日本にもそんな人がいたような…

 wikipedia:ベッペ・グリッロは、見覚えあるな、と思ったらその後wikipedia:五つ星運動を結成した人か。

 wikipedia:イタリアでは、母親が家の守り神のような存在なんだと。こういう話か:マザコンで有名なイタリア人のマンマ(母親)より大切な最上級の存在とは? – Sirabee

 wikipedia:プレカリアートは(某サイトにあった)precarious(不安定な)からの造語ではなくて、Wikipediaに書いてある由来が正しそう。

地の世界では『我々』という概念が育まれ、海の世界では『私一人』が生まれる

 キロメトロ・ゼロは日本でいうと(やっぱり)地産地消だね:国内生産者のオリジナル製品が揃うD2Cサイト「キロメトロ・ゼロ」が誕生

 ある無神論者の考えとして紹介されてたけど、(一般に)物理屋も同じ、な気がする…

人は死ねば終わり。だからこそ生を見つめよ

 何かと批判の多いwikipedia:コネも、元をたどれば家族とかwikipedia:絆にたどり着く、と。確かにそうか。なんで、クリエンテリズモとかいうのもあるとか(wikipedia:縁故採用)。

 でも、現代社会では「経済」が独裁者のような顔をしている、というのはその通りかも。なんで、資本主義は主義というよりwikipedia:宗教だそうだ。

 フクシマが故郷喪失(原発事故による「ふるさとの喪失」は償えるのか/除本理史 - SYNODOS)なら、イタリア・ギリシャは生活喪失、未来喪失、とのこと。

 あとがきも面白かった。ググってもヒットしないが、「洋行帰りの日本嫌い」と言われるんだと。またwikipedia:ウィンストン・チャーチルは「成長は全ての矛盾を覆い隠す」と言ってるんだとか。

 という訳で一冊読了。まだ明るいから、借り換えに行ってくる。