た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

フーコーの振り子

 ゾンビで一年を終えるのもなぁ、と思っていたら、無事もう一冊読み切ったので。

 wikipedia:レオン・フーコーの伝記かな?文庫は別人の著作みたいだね。フーコーの振り子 上 (文春文庫)

 wikipedia:ジョルダーノ・ブルーノwikipedia:異端審問で命を落とすことになったが、wikipedia:ガリレオ・ガリレイは直接の死因ではないんだ。こんなこと言った、と言われてるが:wikipedia:それでも地球は動く

 そもそもwikipedia:プラトンwikipedia:アリストテレスwikipedia:天動説*1を信じていたのが混乱の原因みたいだが。でも僕たちも、今でもエラい人が○○と言ってたから正しいに違いない、と考えることは多いね(むしろテレビ・ネット時代には加速してる面も?)。権威には気をつけましょう。

 こんなのもあったんか:wikipedia:反地球

 wikipedia:ニコラウス・コペルニクスwikipedia:天球の回転については、校正刷りが届いたのが死の当日なだってね。

 で、フーコーは手先が器用で("神の手"を持ってたんだとか)大きな実験器具も自作できたので、言わば19世紀の申し子だそうだ。今でもそういうタイプの学者さんは多い気がする*2。別な個所での表現では、科学の何でも屋だそうだ。

 で、wikipedia:レオン・フーコーは結構若くして亡くなってるから、母の方が長生きしたらしい。まぁ私も、片足棺桶に入れた経験がありますから、あまりエラそうなことは言えない…

 これの話も出てきた:wikipedia:ダゲレオタイプ

 そーえば、フランスって数学に秀でている人が多いんだよね(数学の国、なんて謳っている文書も)。本書では「至高の学問」と評していた。数数えるの大変だが(なぜフランス語の【数字の読み方】はこんなに変なのか?20進法?|ワイドラーニング バイリンガル家庭の学び

純粋数学においては、照明の厳密さと論理関係の緻密さが最も重要だとみなされた 

 wikipedia:パリ子午線

 wikipedia:エヴァリスト・ガロアさんの話もちょっとだけ。

 wikipedia:コンシェルジュというのは、元々「門番」という意味だったらしい(コンシェルジュリー / フランス 【旅行提案サービスTAVITT】タビット

 wikipedia:アンリ・ド・サン=シモン主義というのも出てきたんだが、「詳しくは英語版」ですか…

 wikipedia:海王星の発見にも関わっていたんだとか。

 こんなのも:No.24 電磁調理器にも利用される“渦(うず)電流”とは?|電気と磁気の?館|TDK Techno Magazine

 というわけで、2020年をゾンビで終えるのは免れることができた。ゾンビで終えるのも一興か、とも考えていたんだが、やっぱ「早く(まともな)人間になりた~い」の狂人としては、ゾンビで終えるのは避けることにした。

 

*1:人々が地球に求める特別の地位、すなわち創造の中心という立場を保つものだった、というのも長く信じられた一因だろうと。

*2:例えば以前紹介したwikipedia:多田将さんは「多田技研」とも呼ばれるほど器用だったが。