た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

進化する魚型ロボットが僕らに教えてくれること

ここの続き。結局(返す前に)一応全部読みました。以外に古い本なんだね。

進化する魚型ロボットが僕らに教えてくれること

進化する魚型ロボットが僕らに教えてくれること

 

 こんなのもありましたか:wikipedia:三ばか大将

著者の方針は、

実験を注意して計画し、ミスがあったときはそれをつきとめたり、対照実験を行ったりしてちゃんと実行しているなら、データは必ず立派なものになる 

 だそうだ。

wikipedia:エピスタシスというのもあるそうだが、著者はもうちょっと広い意味で使ってるとか。

混乱は良い兆候で、

混乱とは、自分の思い込みに異論が出て、おそらく自分の意志に反してだろうが、新しいことを知るに心が開けれている 

 ということだ。物は言いよう?

で、著者が取り組んでいるのは、言わば「脳はなくても知性はあるのか?」という命題だそうだ。そえばこんな本:植物はそこまで知っている - た-くんの狂人日記 もあったね。「知性」って何だろう?「痴性」なら自信ある?んだが。

「登りの分析、下りの発明」でググるとこれヒット:超高速な開発ができるわけ | Yakst 結構ブクマもついてるみたいだし、あとで読んどきまっか。

こんなのもあるそうで:wikipedia:ジンギス

科学者は学問的捕食者だそうだ。僕の師匠のことを思い出すと首肯させられるな。学生は被食者…

物理学エンジンって、Google先生がおっしゃるようにwikipedia:物理演算エンジンのことかなぁ?

睡魔はwikipedia:ザントマンですか。「睡魔だったら良いけどスイマーだったりして」とか言って平泳ぎの真似をするのは、故K君(でも肉体派はこっちのK君だった気もする…)。

捕食者は、非捕食者よりもずっと長生きする場合が多い *1

 「臆病だと悪く言われるが、格好をつけるのも危ない。」

「クッタの条件」というのは、ググるとこれになる:wikipedia:クッタ・ジュコーフスキーの定理 変わった名だから、wikipedia:ルンゲ=クッタ法を思い出したのは、理系脳の残滓?

(厳密に言うと)仮説は反証することはできても、照明はできない、とのこと。

「どや」と言いたい

 、なんて訳があったから、訳者は関西出身?かと思ったら、そうでもなさそう wikipedia:松浦俊輔 あとwikipedia:Navy SEALsのことを「シール」なんて訳したり、ン!と思うところがチラホラ… 彼の訳書、今まではそんなことなかったと思うんだけど…

好奇心は典型的な禁断の木の実の難問の元 

 章のタイトルにも出てくる進化トレッカーは略してETだそうだ。

「テラ・インコグニタ」は、(日本では)マンガばかりヒットして意味よくわかんない…禁断の地、くらいの意味か?

wikipedia:KISSの原則の反対はMICE原理*2だそうだ。

歩行の種類をググったらこれヒットしたんだが、消えちゃいそうだな…これ読んどくのが良いか:wikipedia:歩法 (馬術)

こんなのもあるそうなんだが、日本語の記事はまだなし…wikipedia:en:iRobot Transphibian

 こんなのもあったんだね:News:泳ぐシーラカンスロボを夏休み限定公開 三菱重工

 しかしこういうロボットは明るい話だけじゃなくて、こういう話にもつながっているそうだ:wikipedia:軍事用ロボット いや、これを明るい、っちゅーんなら話は別だけどね。

wikipedia:ロボットの研究も、企業や軍隊に関わると秘密が要求されるそうで。曰く(注だが)、

 企業も軍隊も、競争や敵に対して優位を保つために秘密を使う

 とのこと。

でも、今やwikipedia:3Dプリンターでロボットがロボットを作ることも可能になるかもしれないんだとか…SFマンガの世界が現実に…

0.99も2000乗すると約0.00000002になってしまうそうだ。つまり一個一個の部品の信頼性が99%でも2000個の部品があると全体としての信頼度は小さくなってしまう、ということ。これが、wikipedia:スペースシャトルの計画がとん挫した原因なんだと。なるほど。

進化*3するロボットには良心が必要となる

レトロ未来主義 – HiSoUR 芸術 文化 美術 歴史 が著者の信条なんだとか。

てなところでしょうか。

そうそう、こんな評も:クロカジキから軍事まで - 書評 - 進化する魚型ロボットが僕らに教えてくれること - Weblog3D

*1:ということは、草食のたーくんは短命ってことか…

*2:Make It Complicated, Einstein

*3:科学で使われる場合、「エージェントの集団の中で世代を重ねるうちに生じる、環境の中での変化」という意味なんだとか。