- 作者: ジョン・コーンウェル,松宮克昌
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2015/04/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
本書は、歴史家による結論を率直に論じながら、二十世紀前半におけるドイツの科学の堕落に照らし、今日の科学の道徳ならびに政治上の苦境を熟考し、過去との相違や類似のみならず現在と未来の危険について意識するよう促す。
最初にまとめがあったので、またアツさ*1に負けたorzでも改めて読んでみると、このまとめだけだと何のことかサッパリわからんorzま、いいや。
あ、でも帯の文句をデジタル書き抜きしておこう。
ロケット、ジェット機、原子力、自動車、情報通信、抗ガン研究、バイオテクノロジー、物理学、数学、精神分析、健康科学、暗号システム、コンピューター……
21世紀のいま、私たちを支える科学技術は、ナチス・ドイツと戦争から生まれてきた。戦争と科学が結びつく時、いったい、何が起きるのか?
アインシュタイン、マックス・プランク、フロイト、ハイゼンベルク、フォン・ブラウンら総勢100人以上の科学者たちの葛藤と絶望、抵抗を描き切った傑作ノンフィクション。
wikipedia:イアン・カーショーの言葉を借りるなら、
ヒトラーは、知性が足りなかったのではなく、恐ろしいほどの記憶力の持ち主だった。
こんな話もあるし:ヒトラーのどこがアスペルガー症候群? - NAVER まとめ
そうそう、こんなのもあったんだってね。wikipedia:オッパウ大爆発 エロいから?つい反応orz
wikipedia:コンラート・ローレンツもナチ党に入党した黒歴史?があるんだとか。
wikipedia:en:Robert N. Proctorによれば、
政治的動機は、間違った見解を正当化するうえで同じくらい重要なものになり得る
とのこと。
という訳で、第一部を読み終えたところで力尽きましたorz 部によって長さは異なるものの、第8部まであるしorz
(8/16追記)一応日経の書評:ヒトラーの科学者たち ジョン・コーンウェル著 現代社会に投げ掛ける重い問い :日本経済新聞
*1:暑さの意味でも、厚さの意味でも。