た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

生と死の自然史

ここの続き。

生と死の自然史―進化を統べる酸素

生と死の自然史―進化を統べる酸素

こんなのもあるんだとか。wikipedia:オーソモレキュラー療法*1
wikipedia:十字軍からwikipedia:第一次世界大戦まで、海軍はもちろんのこと陸軍でもwikipedia:壊血病は兵士に特有の病気だったんだそうだ。
医者は「治癒」より「緩解*2という言葉の方が気楽に使えるんだと。
wikipedia:フリードリヒ・ニーチェさんはこんなこと言ってるんだと。

汝を殺さざるもの、汝を強くせん

*3
wikipedia:リーグ (単位)って

値や定義は、国や時代によってことなるが、3.8〜7.4キロメートルの範囲にある

のか。いやwikipedia:風の谷のナウシカに出てきたから、覚え書き。
あと(章末注だけど)、wikipedia:平均余命と(最長)wikipedia:寿命もちゃんと区別するように促してた。こんな記事も:江戸時代の平均寿命はなぜ極端に短いのか?その意外な理由と気になる死因とは – 江戸ガイド
本書によると、老化は性と共に進化して、性は非常に多くの局面で集団を利すると考えられるそうだ。では、集団から弾かれた狂人はどう生きるべきでしょう?ま、おいおい勉強してきましょう。
すいません、不勉強な狂人はwikipedia:盲目の時計職人も知りませんでしたorz
こんなのもあったとか。:wikipedia:セイラム魔女裁判
ある語(「拮抗的多面発現説」)でググったらこんなPDFヒット。いろんな老化の説が紹介されてるので、リンク張っちゃえ。
最近時々目にする「テロメア」は、靴ひもの先のカバーみたいなもんだそうだ。:‰»Šw‚̖ڂŁAƒeƒƒƒA‚Ì“ä‚ð‰ð‚­`
うーん、がん細胞ミトコンドリアは関係あるらしいんだけど、素人は読んでもようわからんorz ま、狂人はwikipedia:テーゲーの精神で適当に生きていきましょー(なんかそういう精神は最近は風当たりが強いようにも感じるがorz)

卒中や外傷性の脳損傷(中略)脳に炎症を起こさせる別の原因を持っている人たちは、(認知症)発症の危険性が数倍高い。

やはりそうかorz オラは特に気をつけよう、ってことだね。
火星が赤いのは、こういう理由だそうだ:火星はなぜ赤いんですか?│火星│宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」

老化や病気から逃れたければ、このもっとも古くからある葛藤(生殖と代謝)と折り合いをつけなければならないのだ

wikipedia:鎌状赤血球症に似たものでwikipedia:サラセミア(地中海性貧血)ってーのもあるそうで。これもマラリアに耐性があるんだとか。
こういう仮説もあるとか:つまり、一般的には病気は避けた方が良いけど、(感染症に弱い)乳幼児期を乗り切れば、その後は逆に感染症に強くなったりするんだとか。*4
最後にまとめとしては、

遺伝子の配列はしばしば変化せずにいるが、その活性はほぼ例外なく変化する

ので、健康に気をつけていきましょー、ということかな?また、

水が生命のよりどころだとすれば、酸素はそのエンジンだ

とのことでした。

あと、これも(一応)読み切った。

*1:本書では、正常生体分子論的(療法)という訳語を示していた。

*2:本書では、「私が見る限り、具合の悪さは今のところ消え失せているように思われる。またぶり返すかどうかについては、私には見当がつかない。」と説明されていた。

*3:これ、死すべき定め - たーくんの狂人日記にも出てきた気がする。

*4:ニーチェも言ってるそうだ。朝日新聞デジタル:いじめられている君へ - 教育