- 作者: ニコラス・P.マネー,Nicholas P. Money,小川真
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2015/11/17
- メディア: 単行本
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(これは…)目につきやすい生き物、役に立つもの、危険なものなどに対する人間の頭に刷り込まれた反応なのだ。
とも語ってたし。
でもこのニコラス・マネーさんの語り口は、例えば
今私たちがやっている生物学の教え方は、ハリー・ポッターだけを読んで英文学全体を語るのと同じほどばかげているのだ
など、なかなか楽しいね。ある章など、"caco ergo sum"(≒I shit therefore I am 我糞をたれる ゆえに我あり)などと結んでいた。
でもちょっと許せないのは(訳注だが)、
著者にとって、寿司は軽食で、ゲテモノらしい
との記述が。最初に食べたお寿司が出来の悪い回転寿司だったのかなぁ? そういうことは、本場小樽のお寿司を召し上がってからおっしゃってくださいな。
ふーん、こんなキノコもあるんだ。wikipedia:スッポンタケ まぁでもキノコの世界にはもっと変なのもいるみたい。世にも「おどろおどろしい」姿のキノコが話題 異名は「破壊の天使」 - ライブドアニュース
今は、wikipedia:系統樹を書くのも簡単じゃないんだね(Wikipedia の「今日的問題」参照)。ディディエ・ラウールという方は「系統樹というようなものはない。」とまで言ってるんだとか。
ふーん、黄砂はヨーロッパアルプスまで飛んでったりするんだ(黄砂 - 気象庁(PDF))。
こんな説もあるんだとか。人に役立つピロリ菌 - raurublock on Hatena
こんな説wikipedia:パンスペルミア説も結構真面目に考察していた。
あと、そーえばwikipedia:腸内細菌の話もしていたように記憶する(確認できなかったがorz)から、wikipedia:藤田紘一郎さんとは話が合うかな?
てなところ辺で一応終わりにする。あとふしぎな生きものカビ・キノコ―菌学入門も読んでみようかしらん?(検索したらただいま貸出中orz)
*1:訳者あとがきでは「どこにでもいるwikipedia:アメーバ」との訳があった。