た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

アイだろ、アイ?

ヱ?私のことかしら?
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いや、今日は君は出番じゃないのね。ここでのアイは、当然
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こっちの愛。

今日、図書館に行った帰り、お昼はパンを食べようと思い、家の近くのスーパーに入居しているパン屋に寄ったんです。まぁそういうパン屋のパンより、工場で作られた袋入りのパンの方が安いのはわかってるんだけど、オラはそういう大手のパンより近所のパンの方が(気分的に)好きなのよ*1

でまぁ、やっぱちょっと高いよなぁ、と思いながら、まぁエェわい、と思い品物を選んでレジに向かう。で、カバンの中からマイバッグを用意しておき(そこのパン屋は、そうするとちょっと安くなる。)代金を支払うんだけど、オラは動作がトロいからお釣りを財布に入れるのにちょっと手間取ってしまった。そしたらレジの店員は、イライラしたのか商品(パン)を置いてどっか行っちゃったのね。(わざわざ僕のためにレジをひとつ余計に開けてくらいだから、混んでいたわけではない。)

そんなん、こっちは袋もちゃんと用意してあるんだから、「こちらの袋に商品(パン)を入れてよろしいですか?」って訊いて入れてくれても良いと思うんだけど。

このようなことがあった結果、僕はもうわざわざそこのパン屋に行くことは当分ないでしょう(だって高いんだもん)。そこのパン屋がよっぽど美味い、とかいうんなら話は別だけど、今時パンなんて、どこも味に大差はないでしょう?つまり、何が言いたいかというと、商品に明確な差異がない以上、商売するならお客様*2への愛が大事だ、ということ。客の立場になって、相手が喜ぶような対応をしてあげるべきだろう、ということ。その意味では、レジを新たに開けたのは、大変良い対応だったでしょう。(まぁ、マニュアルに書いてあったんでしょうけど。)

昔確かwikipedia:宮台真司が言ってたんだけど、要するに資本主義というのは愛という目には見えないものを金銭という目に見えるものに置き換えたから、成功したんです。だから、金儲けしたいなら、客に愛を感じてもらうことが大事になるんです。商品の品質というのは愛情表現の最たるものだけど、往々にしてそれは買って実際に使ってみないとわからなかったりする(パンだったら、食べてみないとわからない)。そんな中でまず買ってもらうには、客に目に見えない愛を感じてもらう必要がある、って訳ですな。平たく言うと、もっと店員教育をちゃんとしろ、ってことですわ。

ちなみにこのパン屋、いつ頃からだったかは覚えてないけど最近はスーパーの入り口付近に長机を並べてパンを売っている。具体的にどれくらい売り上げが増えたんかは知らんけどさ。ご苦労なこって。(まぁこれも、客の移動を少なくしてあげよう、という、愛情表現のひとつ、と言えなくもない。)

*1:これも、自分に身近な場所の方が愛を感じられるから、と解釈できなくもない。

*2:この言い方も、あんまり好きじゃないんだけど。言葉だけ丁寧で、実際の愛情がこもってないことが多い。