た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

ならべてくらべる絶滅と進化の動物史

*[読書]ならべてくらべる絶滅と進化の動物史 

これまた図書館の新着本の書架から適当に選んだ。

ならべてくらべる 絶滅と進化の動物史

ならべてくらべる 絶滅と進化の動物史

 

世界三大珍獣というのもいるんだね(wikipedia:世界三大一覧)また通説「世界三大珍獣」の動物って、上野動物園に全部いるんですよ - ソロ活 / レッツエンジョイ東京

wikipedia:キリンの学名は「早く走る、ヒョウ柄ラクダ」という意味なんだそうだ。

そのキリンの角は、オシコーン(wikipedia:キリン科)って言うんだ。キリンの頭のツノには「オシコーン」という名前がつけられている | 動物おもしろ雑学集

本書の説明では、そもそも、体が大きな動物ほど、敵に襲われにくいんだって(食べる方も、体が大きいと食べるの大変だな、とか思っちゃう)。

こんな海もあったとか:wikipedia:テチス海 海獣類の化石の宝庫らしい。

モグラを指す「食虫類」という語は今は使われないんだね(wikipedia:モグラ目)。

パンダはヨーロッパ生まれなんだってね:パンダの起源は中国ではなくヨーロッパ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

やっぱりというか、ゾウは実は嗅覚がスゴいそうだ:アフリカゾウはすごい嗅覚の持ち主 | コラム一覧 | 講談社の動く図鑑 MOVE NHKのスペシャル映像DVD付き

分量はそれほどないんだが、図が多いため上質紙?を使っているので、重いorz

 

動物園から未来を変える

図書館で見かけて手を出したが、一応明日が期限で…

動物園から未来を変える―ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン

動物園から未来を変える―ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン

 

「あとがきにかえて」の柱*1っていうのかな?が 「あろがきにかえて」になってた…「あろがき」ってググったらBL小説とかヒットするしorz ニューヨークに行くことは今後もないだろうし、読みかけ放置で。

一応こういう前著もあるそうだ:動物園にできること (文春文庫) できることと謳っておきながら、できないことを並べてしまったので、本書はその罪滅ぼしだとか何とか。

 

悪い奴ほど合理的、など

*[読書]悪い奴ほど合理的

悪い奴ほど合理的―腐敗・暴力・貧困の経済学

悪い奴ほど合理的―腐敗・暴力・貧困の経済学

著者の専門はwikipedia:開発経済学だそうで。原題は"Economic Gnangstars"で、要するにギャングスターがeconmic(経済的)=合理的、ってことか?
外国への援助というのは、増やせば良い、というものでもないようだね。増やした援助が腐敗したエリート層に流れるだけ、ということも多いようだから。
なんでこの世界では、「貧困の終焉」に代表される学派と、制度学派(ググるwikipedia:制度派経済学になるけど?)とが対立してるんだとか。
私利のために公職を違法に利用すること
だそうだ。
wikipedia:ニューヨーク証券取引所wikipedia:NASDAQ地球上で最大の投資家向けカジノであり…
やっぱそうか。
そえば昔は安い商品はwikipedia:香港製が多かったね。変換されて?、今やwikipedia:中国製…
シャツが男性向けか女性向けか、で、関税率が変わったりするんだそうだ。こういうのが、不正の温床になるとか。
まとめとしては、文化は重要で、非常に執拗であるが、正しい対応はあきらめるべきではない、とのこと。
そえば貧困のわな(PDF)という現象もあったね。
雨が少ないと、(食べ物の争いで)戦争が増える、とかいう傾向もあるらしい。お天道様、頼んます。お天道様「そういうお前らはwikipedia:地球温暖化をどうにかしろ。」
wikipedia:キャッサバは、乾燥した条件には強いが激しい雨には弱いんだって。だから、何を植えるか、も悩ましいようだ。
年金の制度を整備することによって、魔女狩り(日本で言えば姥捨て)が減ったんだって。つまり、高齢者を資産に変えることにより貧困を防ぐ効果があるんだとか。
世界の宗教的・政治的な革命グループは経済的ギャングを本業にしている
飢饉早期警戒システムネットワーク(世界で1億800万人が深刻な食料不安に直面しており、状況は悪化している | FAO駐日連絡事務所 | Food and Agriculture Organization )とかいうのもあるそうだが。
ふーん、wikipedia:ボツワナはアフリカの優等生ですか。
共通の敵は軍隊を結集させる
内戦は反対の効果を持つんだって。だから国が疲弊する。
医学のwikipedia:ランダム化比較試験に真似て、ランダム化プログラム評価というのもあるとか。実施は政治的な思惑もありなかなか難しそうだが。
ミレニアム・ヴィレッジ・プログラムというのもあるそうだ(モザンビーク: MDGsの達成に向けたミレニアム・ヴィレッジ・プログラム | 国連開発計画(UNDP))。略称はMVP。
とりあえずそんなとこ。
続いて…

 

*[読書]私たちはどこから来て、どこへ行くのか 

昔読みかけてたんだね…(記憶になしorz)私たちはどこから来て、どこへ行くのか - た-くんの狂人日記

書名の問いは、ここ:私たちはどこから来て、どこへ行くのか - た-くんの狂人日記 でも出てきたけど、ラテン語ではこういうんだ:wikipedia:我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか

この文系のテーゼについて、第一線の理系の知性と対話する、というのが本書のコンセプトだそうだ。答えは見つからないかもしれないが、ヒントや道筋ぐらいは仄*1見えるかもしれない、との思いで始めたとか。

ダーウィンの『種の起源』は、経済学者にとっての『資本論』みたいなもので、ちゃんと読んでる生物学者は少ないだろう、とのこと。

wikipedia:アインシュタインの「神はサイコロを振らない」は有名だが、これに対してwikipedia:ヴェルナー・ハイゼンベルクは「サイコロ遊びを好む神もいるかもしれない」と応えたとか。

wikipedia:リチャード・ドーキンスキリスト教が嫌いなんだそうだ。そらそっか。「神は妄想である」なんて言いきっちゃうんだから。

科学は"why"には答えられないので(それをやると宗教化する)、"how"に答えることによって誤魔化しているんだって。

宇宙が生まれ、太陽系が形成され、地球が誕生し、生命が発生して現生人類へと進化するというこの状況が現出確率は、10のマイナス1230乗との試算

 もあるそうだ。オラの事故確率よっかずっと低そうorz だから、最先端の科学者や知識人ほどwikipedia:オカルト的な領域にハマりやすいんだとか。その有名人のリストは、書ききれないや…

常緑樹も、少しずつ葉を落としているから全体としては常緑に見えるだけらしい:いくつ知ってる?緑もえる季節にそっと葉を落とす、日本の常緑樹『常磐木』 | キナリノ

そえばこいつ:wikipedia:HeLa細胞の話は見かけた記憶あるね。

wikipedia:福岡伸一は、「分子生物学者」の肩書から「分子」をとって、分解から統合の方向で考えたいと思っているそうだ。そういう方向になってるのかな?

記憶のメカニズムは、脳内に分子レベルの記憶物質が保管されているわけではありません。星座のような細胞と細胞の回路に電気が灯ると、その記憶が再生されるというメカニズムです 

 言われてみればそらそうなんだが、「熱帯は化石化しにくい」んだそうだ。

恋愛感情は脳の奥の方にある感受性のループが基盤になっている 

 生物学的な遺伝は起こらなくても、環境の変化が遺伝する、ということはあり得るそうだ。

テレビ番組では断言しなければいけないから… 

 今の日本の中・高生は学校で進化をきちんと教わっていないんだそうだ。ま、高校で生物未選択のオラもちゃんと習ったかどうかはアヤしいが。そういうことって多いね。

Wikipedia には書いてあるけど、wikipedia:ドキュメンタリーにも製作者の意図が混じりこむのは必然のようだ。

社会脳仮説はこう変換されますか:wikipedia:マキャベリ的知性仮説

チンパンジーの学習は、「俺の背中を見て覚えろ」なんだそうだ。

腸も、脳並みのエネルギーを使うんだってね。だからこう言う人がいるのかな?脳はバカ、腸はかしこい

「群れるからこそ人間の集団は暴走する」

「科学と擬人化は相性が悪い」らしいが、wikipedia:団まりな氏のスタンスは「擬人化を排除したら生物はわからない」だそうだ。

「納豆菌は強い菌」というのでググってみたら、こんな記事も…「納豆菌が強すぎて、納豆厳禁の職場がある」「宇宙空間でも死なない」 ネットに広がる“納豆菌最強伝説”はどこまで本当? - ねとらぼ

脳だけが意識を司っているか、という話にも疑義を呈していた。

ググったらこんな記事もヒットしたんだけど:いかに生命は「無秩序」な状態から生まれ、進化するのか?|WIRED.jp 生物進化は複雑系というより記憶系なんだとか。

生命の要素は、もうこの記事で良い?生命の三つの定義とは何か?よりシンプルで的確な定義の模索、生命とは何か?② | TANTANの雑学と哲学の小部屋

wikipedia:アポトーシスの他に、アポビオーシスとかいうのもあるそうで:細胞の寿命死──アポビオーシス | 日経サイエンス

バクテリアって、wikipedia:細菌ラテン語読みなんだ。

wikipedia:森達也によれば、映像作品のテーマを言語化するべきではないそうだ。絶対に違和感が残るとか。

 wikipedia:長沼毅との対話のまとめは、

我々は何ものか。…宇宙のエントロピーをより増大させるための一つの渦 

 だそうだ。だから(元気がないと)ウズくまる?

「最先端科学は感覚を超える」ほとんど数式の世界だったりするからね…

「点というものは位置だけがあって大きさがない(アルキメデス)」

仮想…とか人工…とかじゃなくて、wikipedia:代替現実というのもあるそうだ。

でも、実感がないからこそ(心の)ブレーキが利かないそうだ。気をつけよう。

幸せは、他者との関係性の中にある 

 「死を(徹底的に)隠すのは不健全]なんてことも言ってた。

最後に信じられるのは自分の体 

 でもその感覚器は容易に騙されるんだけどね…(オラの場合特にそう)

世界は非常に主観的 

 また別な個所では「主体は単独に存在しない」とも。

ネットの記述はかなり誇張されている 

 ま、そうだろな。

wikipedia:ミラーテストをパスするのは、ゾウはゾウでもアジアゾウだけなんだそうだ。

言語はもともと、社会性の涵養や記憶の増強、他者にたいする理解のために使われるものだった 

 「集団の論理に日本はからめとられやすい」

重要なことは解答ではない。そこに至るプロセス。思い煩うこと、矛盾や煩悶から目をそらさないこと。 

 ということでした。

 

*1:ほの

某大学図書館で読みかけた本

*[読みかけ]サイエンス・ネクス

サイエンス・ネクスト: 科学者たちの未来予測

サイエンス・ネクスト: 科学者たちの未来予測

 

確かこんな話が載ってた:オリーブヒメウミガメ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

*[読みかけ]アリエナクナイ科学ノ教科書

アリエナクナイ科学ノ教科書 ~空想設定を読み解く31講~

アリエナクナイ科学ノ教科書 ~空想設定を読み解く31講~

 

 前著:アリエナイ理科ノ大事典 アリエナイ理科ノ大事典II

植物は<未来>を知っている、など

*[読書]植物は<未来>を知っている 

植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命

植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命

 

ありゃ、昔背取りしてたよ…植物は未来を知っている - た-くんの狂人日記

 再生不可能なエネルギー(wikipedia:枯渇性資源)も、もとはと言えば数億年前植物によって蓄えられた太陽エネルギーだそうだ。ま、核エネルギーは違うが。

そもそも動物は機能を各器官に"集中"させているけど、植物ではそれを全身に”分散”させているんだそうだ。これが動物と植物の最も大きな違いだそうだ。動物のような中央集権的なシステムは中枢がやられると機能を停止してしまうけど、植物のようなモジュール系は大災害などにも強いんだって。

植物の選んだ道は、動物が選んだ道とは違う、もう一つの重要な道である

wikipedia:ジャン=バティスト・ラマルクのことも高く評価してたね。

新しい技術の開発とは、つねに人間の機能の代用、拡張、または改良のアプローチにほかならない

で、技術の世界ではこういうのがブーム?だそうだ:バイオインスピレーションとは - コトバンク

そもそも「植物」は、まとめると、

光合成を行う真核性の多細胞生物で、例外はあるが、陸上に出ている部分と根の部分に分かれることが大きな特徴

とのこと。各刺激による屈性は、光屈性(屈光性)、重力屈性、接触屈性、水分屈性、酸素屈性、磁力屈性、あと音屈性(屈音性)なんてーのもあるそうで。要は、植物だって動くんだよ、と。

こんな伝説もあるとか:wikipedia:ディードー

根圧(コンアツ)とは - コトバンクっていうらしいけど、1~3メガパスカルにもなるんだって。これ見て比較できるかな?wikipedia:圧力の比較 あるいは、こっち読んだ方が良い?街路樹の根がうねうねと盛り上がっている理由は? | まなナビ

wikipedia:ジャン・アンリ・ファーブルもこんなこと言ってるとか:

動物の場合、『分割する』は概して殺すことを意味するのにたいし、植物の場合は、増やすことを意味する

芽条変異について教えてください。 | みんなのひろば | 日本植物生理学会 とかいうのもあるそうで。

プラントイドとかいうのも研究中だそうで、記事もあった:「植物の知性」を研究、フィレンツェ大学の植物神経生物学研究所|WIRED.jp

著者に言わせると、(投資家の)慎重さは想像力の欠如、だそうだ。

wikipedia:欧州宇宙機関のサイト?に「植物の根からのバイオインスピレーション」とかいうタイトルの資料があるそうなんだが、オラの英語力では発見できずorz

ま、最終的にはこれ?欧州の未来科学技術を担うスイスの研究者たち - SWI swissinfo.chのFETとかいうのに当選?できたようだが。

wikipedia:擬態にも標識的擬態と隠蔽的擬態があるそうだ。

 本書の記事もヒット:異質な存在だからこそ役に立つ─『植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテのいっせつクノロジー革命』 - 基本読書

森林を徘徊する植物学者は、蚤の市のコレクターのようなもの

 前著:植物は〈知性〉をもっている 20の感覚で思考する生命システムも読んだような気はするんだが、発見できずorz

Wikipediaでは

三大wikipedia:穀物世界の食物カロリーの43%を占めていた

となってるが、本書では

カロリーの約60%がまかなわれている 

となってた。誤差が随分大きい気がする…

そえばwikipedia:エピグラフwikipedia:1Q84の一説があった。なんだかなぁ…

望遠鏡を発明したのはwikipedia:ガリレオ・ガリレイでないんだってね:17世紀、望遠鏡の発明によって「それまで見えなかったものが見えたもの」とは? | 本がすき。

元はイタリアの本だから?こんな語も:MIRMECOFILIA - イタリア語辞典でのmirmecofiliaの定義と同義語

「悪魔の庭」とかいうのもあるそうだ:妖精の輪と悪魔の庭 - むしのみち

著者はカラブリア州唐辛子王国・南伊「カラブリア州」驚きの辛い特産品に迫る! | イタリア | LINEトラベルjp 旅行ガイド)の出身なんだとか。

辛さの道も奥が深いようだね:世界一辛い唐辛子とは?辛さランキングTOP10

(本書の記述とは違い)人間以外に唐辛子を食べる哺乳類も、見つかったようだ:【動画】唐辛子を食べまくるツパイ、なぜ平気? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

人間は自分に似ているものだけを理解し、理解できるものだけを見る

植物もモットーは「分散化」だそうだ。

動物は環境の変化に”運動”によって対応し、変化を避けるのに対し、植物は絶え間なく変化する状況に対し、”適応”によって対応するんだそうだ。

wikipedia:テオプラストスという人が「反復は植物の本質である」とか言ってるとか。

こんなのもいたのか:wikipedia:フィラエ

直接民主主義は自然に反する制度だという考えは、個人の力を正当化しようとする反自然的な願望を満たすために、人間がつくりあげた魅惑的な嘘にすぎない

wikipedia:陪審定理

脳があるかどうかは、どうでもいいことなのだ

wikipedia:ベンジャミン・フランクリンが「道徳的代数」とかいう話をしてるそうなんだが、ググってもわからずorz

こういうのも:葉序(ようじょ)とは - コトバンク

これも見かけた記憶はある:wikipedia:CAM型光合成

こんなのもいるそうだね:wikipedia:ウェルウィッチア

こんなのもあるとか:産地は「宇宙」 NASA飛行士がISSで野菜収穫 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

人的要因は超えるのが非常に難しい

こんなのも作ってみたそうだが:水に浮かぶクラゲ型ハイテク温室 | AGRI JOURN 市場が関心を示してくれない、とボヤいてた…

 

とりあえずこんなとこ。続いて…

 

*[読書]新聞の運命 

新聞の運命 ―事実と実情の記事

新聞の運命 ―事実と実情の記事

  なんか元はwikipedia:文藝春秋 (雑誌)などの(’80年前後の)連載記事みたいだが。
 新聞は不思議な存在であり、かつ(ある意味)気の毒な存在だそうだ。というのは、沈黙が許されないから。

聖書とは、矛盾は矛盾として平気で 並べている本

 だそうだ。

wikipedia:エドウィン・O・ライシャワー氏の指摘によれば、

 アメリカ人にとって民主主義はあまりに自明なるがゆえに説明しにくい生活の信条

 との指摘があったとか。

「 新聞を読むのはたいへんだ」と感ずる人間はいないのであって…

 そうか?いろいろ突っ込めそうだが。

テレビを見るのは5時間でも、新聞を読むのは20分だとか。

wikipedia:四権なんていう項目もあるが、日本の新聞はおそらく第四の権力ではないそうだ。

 今*1の新聞にはニュースに不可欠な注記と論評があまりにも少なく、〇×式評論が多すぎると言わねばならない

 

 憎悪という衝撃力で正義を投げつけたとて、人はそれに驚くだけで、その正義に動かされることはない

 新聞屋臭の「臭」とは、正義に汚染されて鮮度が落ちた証拠だそうだ。

wikipedia:スト権スト

 実態不明なため根拠なく発せられる言葉は、どのように正しそうに見えても、フィクションにすぎない

 

 新聞は、ある時点でそれを総括して、全体像を示し、それによって国民の誤認を一掃した上で、その正確な全体像に基づいて明確な一つの主張を掲げるべき

 …話し合え!というのはスローガンにすぎないそうだ。

 日本の新聞の大きな特徴は、記事・論説を書くにあたって、自分が過去にどのような報道をしたかを、まったく無視するという点にあるのかもしれぬ

 キビしいね。

Vol.053 言葉は人を殺す | 個別指導プラスジム|久我山-オール3からトップ校を目指す進学塾

地域専門家の話だが、ある地域の専門家を養成するには15年はかかるそうだ。他の分野でも似たようなもんだろう、と。ということは、やっぱりオラは…
「日本語は鎖国の言葉」だそうだ。

主観的事実と客観的事実は異なる(場合がある)とも。

'70年代末から、全国の東京化、ということは言われていたようだね。

こんなのもあったのか:wikipedia:ハプニング解散

wikipedia:五つのソラの「聖書のみ」。

wikipedia:長崎次郎氏は

 絶対に本にしてはならないものは、悪口と自慢ばなし

 と言っていたそうだ。そのような本があふれる現代を、氏はどのように感じるだろう?

 中世とは、「そう見えるものは、そうである」時代であった。 

wikipedia:ユースティティア

筆者と編集者に求められる能力は、映像的伝達の手法を模倣した活字の映像化能力ではなく、資料の構成能力とそれに基づく論証能力である

という訳で、今日も暑いorz

 

*1:1976年の話だが、今でも似たり寄ったりのような気も。

闘う微生物

*[読書]闘う微生物 

闘う微生物―抗生物質と農薬の濫用から人体を守る

闘う微生物―抗生物質と農薬の濫用から人体を守る

 

 アメリカではwikipedia:食品ロス

生産されたすべての食料の 約40%が捨てられている

 そうだ。お上のサイト:もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンラインをななめ読みした感じでは、日本も似たようなもんかなぁ?

「1オンスの治療は1ポンドの治療に勝る」*1ということわざがあるそうだが、日本語では何ちゅーのかなぁ、と思ってググってみたら、シンプルに「予防は治療に勝る」の意味 で良いのかな?

しかし訳注があっても、wikipedia:放線菌なんて知りませんorz ヱ、勉強しろ、ってことか?

そもそも、wikipedia:微生物は何か、を定義するより、微生物ではないもの、を定義する方が易しいんだとか。

wikipedia:コッホの原則

読むことと理解することの間には容赦のない違いがある 

 そえばこんな本:サルファ剤、忘れられた奇跡 - 世界を変えたナチスの薬と医師ゲルハルト・ドーマクの物語 も図書館で見かけた記憶はあるが、読んではいなかったか…

wikipedia:ルイ・パスツールがこんなこと言ってるそうだ。

もし、生命がこのような微小な物の増殖のなすがままであるという恐怖を覚えても、そのような敵を前にして科学が無力のままでいるはずがないという希望が、慰めとなる 

 またこれも:

生命は微生物なしには長く存続することができないだろう

こんな本もあるそうで:失われてゆく、我々の内なる細菌

wikipedia:細菌にも(人間にとって)良い細菌と悪い細菌がいるそうで、wikipedia:ヘリコバクター・ピロリ菌は友と敵の中間だそうだ。

運動から記憶まで、健康な微生物がいないことは行動に影響する 

 ネズミ(証明済み)だけではなく人間でも同じ、とのこと。

 wikipedia:プロバイオティクスとかいうのもあるそうだが、こういう声明も出されているとか:経口プロバイオティクス | 海外の情報 | 医療関係者の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業

すべてのプロバイオティクスがこの年齢層の人に安全であるとは言い切れません。 

wikipedia: イチゴは農薬が残りやすいので、要するに「世話の焼ける作物」なんだそうだ。

イチゴのwikipedia:燻蒸剤は、言わば人間にとってのwikipedia:抗生物質だそうだ。

見覚えがある、と思ったら、これは(一応)読んでましたか:土と内臓 - た-くんの狂人日記

泥は無生物だが、土は生きている 

 wikipedia:国際土壌年なんてーのもあったんだね。日本どじょう年は2011年?wikipedia:野田佳彦

ふーん、wikipedia:ブロッコリーってアメリカでは嫌う人が多いんだ。日本でいうピーマンみたいな存在らしい。

wikipedia:メタゲノミクス バクテリオwikipedia:ファージ

今や、wikipedia:牛乳wikipedia:チーズwikipedia:アイスクリーム抗生物質漬けだそうだ。

wikipedia:フェロモンも、専門的に定義されると世間での使われ方との齟齬が…
フェロモンを利用した殺虫剤も研究中だそうで、「希望は空中にある」とのこと。

wikipedia:農地は、氷のない陸地の38%を占めるそうだ(うち、牧草地が約26%)。

 三大農作物(小麦、トウモロコシ、ジャガイモ)の内で、ジャガイモは化学物質が最も多く使われているんだそうだ。道産子だから?ジャガイモ好きなんだけどなぁ…

私の目標は、農薬の代替品を探求することである 

 頑張ってね。

トウモロコシ、トマト、ニンジンは人類のために操作されることがなければ、それほど甘い味ではなかったであろう 

 wikipedia:遺伝子組み換え作物アメリカでの定義は、

細胞の外の異なる源から導入したDNAを組み込む技術 

 だそうだ。

wikipedia:ワクチンにも20世紀型と21世紀型があるそうなんだが、ググってもようわからんorz

世界の食物の約18%は 、病気と害虫によって失われる

 2012年のイギリスの監査報告書では、

社会は、人間と動物の健康に投資するのと同じように、植物の健康にも投資する必要がある 

 とされているんだとか。

(生産者は)以前は無料で得られたサービスに対して料金を支払わなければならない 

一方で、こんなのもあるとか:MIT Tech Review: 写真で植物の病気を診断するアプリ、2017年に登場

 戦争(第二次世界大戦)は私たちに、工業規模の製品(具体的にはペニシリンの製剤化、レーダー、コンピューター、加圧式飛行機)をもたらした

 wikipedia:DNAシークエンシングの技術の進歩は、wikipedia:コンピュータwikipedia:ムーアの法則とか?)にも匹敵するそうだ。

自動細菌耐性同定検査装置 - VITEK® 2 Compact - Biomérieux

という機械は、元々NASAwikipedia:アメリカ航空宇宙局)が開発したものなんだとか。

wikipedia:Tricorder X Prize

今日私たちは、害虫と病原体を化学物質によって破壊しても、単純に撃退できないことを認識している 

自然は人を必要としないが、私たちには自然が必要だ

 こんなのもあるそうだが、英語読む気力なしorz:Ronin Institute | Reinventing Academia

注は写真製版したのかなぁ?でも索引があったのは評価できる。

という訳で、9月だというのに暑いヨ~

そうそう、これも:ELISAの原理と方法 | MBLライフサイエンス

あと、wikipedia:アントニ・ファン・レーウェンフックは自分の作った顕微鏡で精子を見て、「アニマル・クール」と呼んでたそうだ。

 

 

図書館で見かけた本

*[読みかけ]THE JET SEX
頭ん中がエロいから?"SEX"の文字に反応orz*1

ジェット・セックス――スチュワーデスの歴史とアメリカ的「女性らしさ」の形成

ジェット・セックス――スチュワーデスの歴史とアメリカ的「女性らしさ」の形成

 

最近は客室乗務員なんで呼ぶことが多いけど(参考:飛行機の客室乗務員、「スチュワーデス」と呼ばなくなったワケ 外国では「CA」通じない場合も | 乗りものニュース)、 訳者あとがきによれば、

原著者は、インタビューの結果、そろってみな「スチュワーデス」という呼称への強い愛着を語っており、活躍した時代を物語るには スチュワーデスがふさわしい

 ということで、本書ではそう呼ぶことにしたそうだ。

 

*[読みかけ]不倫の歴史 

図説 不倫の歴史―愛の幻想と現実のゆくえ

図説 不倫の歴史―愛の幻想と現実のゆくえ

 

 やっぱり?、舞台はフランスのようだ。

 

*[読みかけ]疑惑の科学者たち 

疑惑の科学者たち: 盗用・捏造・不正の歴史

疑惑の科学者たち: 盗用・捏造・不正の歴史

 

昔読んだような気がしたんだが、これは「捏造」でしたね…

 

*[読みかけ]双眼鏡の歴史 

双眼鏡の歴史: プリズム式双眼鏡の発展と技術の物語

双眼鏡の歴史: プリズム式双眼鏡の発展と技術の物語

 

 500ページ以上あり、厚すぎでザセツ…

 

*1:中学生じゃあるまいに…今どきの中坊は違うのかもしらんが。