た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

植物は<未来>を知っている、など

*[読書]植物は<未来>を知っている 

植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命

植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命

 

ありゃ、昔背取りしてたよ…植物は未来を知っている - た-くんの狂人日記

 再生不可能なエネルギー(wikipedia:枯渇性資源)も、もとはと言えば数億年前植物によって蓄えられた太陽エネルギーだそうだ。ま、核エネルギーは違うが。

そもそも動物は機能を各器官に"集中"させているけど、植物ではそれを全身に”分散”させているんだそうだ。これが動物と植物の最も大きな違いだそうだ。動物のような中央集権的なシステムは中枢がやられると機能を停止してしまうけど、植物のようなモジュール系は大災害などにも強いんだって。

植物の選んだ道は、動物が選んだ道とは違う、もう一つの重要な道である

wikipedia:ジャン=バティスト・ラマルクのことも高く評価してたね。

新しい技術の開発とは、つねに人間の機能の代用、拡張、または改良のアプローチにほかならない

で、技術の世界ではこういうのがブーム?だそうだ:バイオインスピレーションとは - コトバンク

そもそも「植物」は、まとめると、

光合成を行う真核性の多細胞生物で、例外はあるが、陸上に出ている部分と根の部分に分かれることが大きな特徴

とのこと。各刺激による屈性は、光屈性(屈光性)、重力屈性、接触屈性、水分屈性、酸素屈性、磁力屈性、あと音屈性(屈音性)なんてーのもあるそうで。要は、植物だって動くんだよ、と。

こんな伝説もあるとか:wikipedia:ディードー

根圧(コンアツ)とは - コトバンクっていうらしいけど、1~3メガパスカルにもなるんだって。これ見て比較できるかな?wikipedia:圧力の比較 あるいは、こっち読んだ方が良い?街路樹の根がうねうねと盛り上がっている理由は? | まなナビ

wikipedia:ジャン・アンリ・ファーブルもこんなこと言ってるとか:

動物の場合、『分割する』は概して殺すことを意味するのにたいし、植物の場合は、増やすことを意味する

芽条変異について教えてください。 | みんなのひろば | 日本植物生理学会 とかいうのもあるそうで。

プラントイドとかいうのも研究中だそうで、記事もあった:「植物の知性」を研究、フィレンツェ大学の植物神経生物学研究所|WIRED.jp

著者に言わせると、(投資家の)慎重さは想像力の欠如、だそうだ。

wikipedia:欧州宇宙機関のサイト?に「植物の根からのバイオインスピレーション」とかいうタイトルの資料があるそうなんだが、オラの英語力では発見できずorz

ま、最終的にはこれ?欧州の未来科学技術を担うスイスの研究者たち - SWI swissinfo.chのFETとかいうのに当選?できたようだが。

wikipedia:擬態にも標識的擬態と隠蔽的擬態があるそうだ。

 本書の記事もヒット:異質な存在だからこそ役に立つ─『植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテのいっせつクノロジー革命』 - 基本読書

森林を徘徊する植物学者は、蚤の市のコレクターのようなもの

 前著:植物は〈知性〉をもっている 20の感覚で思考する生命システムも読んだような気はするんだが、発見できずorz

Wikipediaでは

三大wikipedia:穀物世界の食物カロリーの43%を占めていた

となってるが、本書では

カロリーの約60%がまかなわれている 

となってた。誤差が随分大きい気がする…

そえばwikipedia:エピグラフwikipedia:1Q84の一説があった。なんだかなぁ…

望遠鏡を発明したのはwikipedia:ガリレオ・ガリレイでないんだってね:17世紀、望遠鏡の発明によって「それまで見えなかったものが見えたもの」とは? | 本がすき。

元はイタリアの本だから?こんな語も:MIRMECOFILIA - イタリア語辞典でのmirmecofiliaの定義と同義語

「悪魔の庭」とかいうのもあるそうだ:妖精の輪と悪魔の庭 - むしのみち

著者はカラブリア州唐辛子王国・南伊「カラブリア州」驚きの辛い特産品に迫る! | イタリア | LINEトラベルjp 旅行ガイド)の出身なんだとか。

辛さの道も奥が深いようだね:世界一辛い唐辛子とは?辛さランキングTOP10

(本書の記述とは違い)人間以外に唐辛子を食べる哺乳類も、見つかったようだ:【動画】唐辛子を食べまくるツパイ、なぜ平気? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

人間は自分に似ているものだけを理解し、理解できるものだけを見る

植物もモットーは「分散化」だそうだ。

動物は環境の変化に”運動”によって対応し、変化を避けるのに対し、植物は絶え間なく変化する状況に対し、”適応”によって対応するんだそうだ。

wikipedia:テオプラストスという人が「反復は植物の本質である」とか言ってるとか。

こんなのもいたのか:wikipedia:フィラエ

直接民主主義は自然に反する制度だという考えは、個人の力を正当化しようとする反自然的な願望を満たすために、人間がつくりあげた魅惑的な嘘にすぎない

wikipedia:陪審定理

脳があるかどうかは、どうでもいいことなのだ

wikipedia:ベンジャミン・フランクリンが「道徳的代数」とかいう話をしてるそうなんだが、ググってもわからずorz

こういうのも:葉序(ようじょ)とは - コトバンク

これも見かけた記憶はある:wikipedia:CAM型光合成

こんなのもいるそうだね:wikipedia:ウェルウィッチア

こんなのもあるとか:産地は「宇宙」 NASA飛行士がISSで野菜収穫 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

人的要因は超えるのが非常に難しい

こんなのも作ってみたそうだが:水に浮かぶクラゲ型ハイテク温室 | AGRI JOURN 市場が関心を示してくれない、とボヤいてた…

 

とりあえずこんなとこ。続いて…

 

*[読書]新聞の運命 

新聞の運命 ―事実と実情の記事

新聞の運命 ―事実と実情の記事

  なんか元はwikipedia:文藝春秋 (雑誌)などの(’80年前後の)連載記事みたいだが。
 新聞は不思議な存在であり、かつ(ある意味)気の毒な存在だそうだ。というのは、沈黙が許されないから。

聖書とは、矛盾は矛盾として平気で 並べている本

 だそうだ。

wikipedia:エドウィン・O・ライシャワー氏の指摘によれば、

 アメリカ人にとって民主主義はあまりに自明なるがゆえに説明しにくい生活の信条

 との指摘があったとか。

「 新聞を読むのはたいへんだ」と感ずる人間はいないのであって…

 そうか?いろいろ突っ込めそうだが。

テレビを見るのは5時間でも、新聞を読むのは20分だとか。

wikipedia:四権なんていう項目もあるが、日本の新聞はおそらく第四の権力ではないそうだ。

 今*1の新聞にはニュースに不可欠な注記と論評があまりにも少なく、〇×式評論が多すぎると言わねばならない

 

 憎悪という衝撃力で正義を投げつけたとて、人はそれに驚くだけで、その正義に動かされることはない

 新聞屋臭の「臭」とは、正義に汚染されて鮮度が落ちた証拠だそうだ。

wikipedia:スト権スト

 実態不明なため根拠なく発せられる言葉は、どのように正しそうに見えても、フィクションにすぎない

 

 新聞は、ある時点でそれを総括して、全体像を示し、それによって国民の誤認を一掃した上で、その正確な全体像に基づいて明確な一つの主張を掲げるべき

 …話し合え!というのはスローガンにすぎないそうだ。

 日本の新聞の大きな特徴は、記事・論説を書くにあたって、自分が過去にどのような報道をしたかを、まったく無視するという点にあるのかもしれぬ

 キビしいね。

Vol.053 言葉は人を殺す | 個別指導プラスジム|久我山-オール3からトップ校を目指す進学塾

地域専門家の話だが、ある地域の専門家を養成するには15年はかかるそうだ。他の分野でも似たようなもんだろう、と。ということは、やっぱりオラは…
「日本語は鎖国の言葉」だそうだ。

主観的事実と客観的事実は異なる(場合がある)とも。

'70年代末から、全国の東京化、ということは言われていたようだね。

こんなのもあったのか:wikipedia:ハプニング解散

wikipedia:五つのソラの「聖書のみ」。

wikipedia:長崎次郎氏は

 絶対に本にしてはならないものは、悪口と自慢ばなし

 と言っていたそうだ。そのような本があふれる現代を、氏はどのように感じるだろう?

 中世とは、「そう見えるものは、そうである」時代であった。 

wikipedia:ユースティティア

筆者と編集者に求められる能力は、映像的伝達の手法を模倣した活字の映像化能力ではなく、資料の構成能力とそれに基づく論証能力である

という訳で、今日も暑いorz

 

*1:1976年の話だが、今でも似たり寄ったりのような気も。