た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

大英帝国2.0

 図書館の新着本から。やはり予約が入って落ち着いて読めないが、分量はそれほどないので助かった。

 "CANZUK"*1とかいうのがあるそうだ。説明はここが良いかな?:日本経済評論社 - CritiquesWikipediaではこの人の説明に出てくる模様:wikipedia:ボリス・ジョンソン 英語版の説明へのリンクはある。)

 wikipedia:イギリスの構成国であるwikipedia:スコットランドには First Minister がいるんだと(wikipedia:スコットランド首相)。

本書は何らかの提言を目的とするものではなく、「ごちゃごちゃ状況」の英国に関して、できる限り分かりやすい解説を「英語圏」という切り口から試みることである 

  この「2.0」は元々wikipedia:Web 2.0で使われたものだけど、Wikipediaの「2.0」の項の解説にあるように、「東京大改革2.0」*2とかいろいろ使われているようだね(上に出てきたボリスも、google:Empire 2.0とか言ってるようで…)。

 wikipedia:植民地は、wikipedia:コロニーと言われることもあればwikipedia:ドミニオンと呼ばれることもあるようだ。その辺の語感の違いは、チョドメの狂人にはようわからんが…

 日本人の受賞者もいるそうで:wikipedia:大英帝国勲章

 世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正すってベストセラーだったの?記憶にないが。

  こういう用語もあるそうだ:バックキャスティング 明日につながる基礎知識 COMZINE by NTTコムウェア

 著者によると、イギリスは百年単位でものごとを考える傾向があるんだと。目先のことしか考えない日本人は、だからwikipedia:アングロ・サクソン人に敵わない?

 wikipedia:イギリス連邦は「眠れる巨象」と言われてきたとか。でももはやそのような存在ではない、とか。でこの英連邦ですが、ピラミッド型ではなくネットワーク型なんだと(ピラミッド型組織 ネットワーク型組織の特徴とメリット・デメリット | けいなび)。21世紀には向いてるのでは、というのが著者の見解。一理あるかも。

 アングロスフィアはググるとこれヒット:対中国でアングロスフィアが結束する理由 慎重な欧州を横目に強硬路線、日本やインドに秋波(1/4) | JBpress (ジェイビープレス)

 wikipedia:リングワ・フランカ

 wikipedia:南アフリカ共和国とかは、wikipedia:イギリス連邦を一度脱退して再加盟してるんだとか。

 wikipedia:ウェストミンスター憲章 聞き覚えはあるが記憶の彼方…wikipedia:バルフォア宣言も同様。

 wikipedia:モザンビークとかwikipedia:ルワンダは、イギリスの植民地だったという訳ではないけどwikipedia:イギリス連邦に加盟してるんだって。

 [あとで読む]夢ナビ 大学教授がキミを学問の世界へナビゲート (wikipedia:ウィンストン・チャーチルの夢)

 wikipedia:en:Anglosphereの再構築が現実味を帯びてきているんだと。こういう話もあるとか:英国はなぜ日本を諜報同盟ファイブアイズに招き入れようとするのか(長島 純) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) これも関係あるっぽい:wikipedia:UKUSA協定

 こんなんもあるんでっか:wikipedia:アングロサクソン年代記

 これまた[あとで読む]:アイルランドで英語は通じる?言語、公用語は?挨拶や会話で使える言葉、単語20選 - アイルランド - どこいく|国内・海外旅行のおすすめ情報メディア

 こんなことあったんですか:セントビンセント島スフリエール山の噴火 | 地球が見える | JAXA 第一宇宙技術部門 地球観測研究センター(EORC)

 [あとで読む]*3イギリスはヨーロッパではない!? 英語から解く「英国」の不思議 | English Lab(イングリッシュラボ)┃レアジョブ英会話が発信する英語サイト

 wikipedia:ウォール・ストリート・ジャーナルwikipedia:ウィンストン・チャーチルが国旗を掲げている風刺画が載ったそうなんだが、本書にも挿絵はなく、ググってもヒットしないところから考えて、転載の許可が下りなかったのかも…結果、パンピーとしては何のことやらサッパリわからん…

 wikipedia:ウィンストン・チャーチルのお母さんって、アメリカ出身なんだね。

 google:言語冷戦については刊を改めて、と言われてもねぇ。札幌時代なら図書館通ってたら目に入るだろうが、今は本屋にも行きづらくてね…

 pig が pork(豚肉)、cow が beef(牛肉)―英語では動物と肉の名前が変わるのはなぜ? - 翻訳の代行・見積なら スピード翻訳

 「奥さんの胸はもっと大きくなる」ボリス・ジョンソン英首相迷言集|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 で、最後の方では、日本人の英語についていろいろ理屈を並べていて、著者の意見では

英語ができないのではなく、言葉で表現することに慣れていない 

 だけだそうだ。これまた一理あるかも。というのは、僕も(事故後)父とオーストラリアに行く機会があったんだけど、そのとき父も現地の人とそれなりに楽しそうに会話してたことがあったから。僕自身、ちゃんと英会話を習ったことはないけど、研究室のロシア人(や、国際会議で外国の人)とつたない英語で意思疎通することはできた。とは言っても、

日本が将来的に英語圏と呼ばれても不思議はない

とまで言うのは言い過ぎではないかなぁ?確かにこういう話はあるけど:楽天は「英語公用語化」でどう変わったのか | 英語学習 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース、オラの日常生活では英語使う機会ゼロ…そらまぁ大学の学内とか一流企業の社内では著者の言に一理あるのかもしらんが、市井の人々の生活の風景が見えてないね。

 

*1:アクロニムっていうらしい:wikipedia:頭字語

*2:1.0はいつやねん!!と思ってググると、同様の記事…小池さん、東京大改革1.0の成果は?

*3:今日はこればっか…