図書館で見かけて手を出す。よく見たら古い本だった…
VSL(光速変動理論*1)とかいう奴の話で、ググって見つけた記事は:光速不変に挑む新理論 | 日経サイエンス,かつて光は光速よりも速かった説を証明するかもしれない数値「0.96478」。光速変動理論の先駆者が発見 - Engadget 日本版 そえば出版社の記事もあった:光速より速い光 Magueijo, João(著) - 日本放送出版協会 | 版元ドットコム この辺にもレビューがある:アインシュタインに異議を唱えるヤバみが深い説『光速より速い光』 | 本がすき。 - 本がすき。 オラレッドカード食らった身だからその妥当性はわからんが。
wikipedia:宇宙論とは、「宇宙はどこから生まれたのか?」「物質はどのようにできたのか?」「世界の終わりはどうなるのだろう?」といった深い問いに答えようとする現代物理学の一分野である
科学においては、良い共同研究者を得て初めて研究が進みはじめることがよくある
物理学はいかに創られたか〈上,下巻〉―初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展 (1950年) (岩波新書) は、wikipedia:アルベルト・アインシュタインさんの著者でしたか…
科学というゲームは、人間知性対する終わりなき侮辱
また、
単位を決めることにより、数学の定量的厳密性と物理的実在とを結びつけられる…単位は、あるタイプのものに関して 尺度となる量を定める
あらゆるものの位置を厳密に知りたいという人間の強迫観念から生まれたのが wikipedia:グローバル・ポジショニング・システムだ
ソングラインとかいうのも聞いたことがあるような気も…くるりはこのような音楽の旅を続けて『ソングライン』へと辿り着いた (2018/09/27) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
アインシュタイン*2はwikipedia:マイケルソン・モーリーの実験を知らなかったらしい。また、ググっても見当たらんが、「もし大学に就職していたら相対性理論を生み出すことはなかっただろう」というようなことを言ってるんだとか。
どんなアイディアも数学的構造のなかに組み込まれないうちは、きちんとした物理理論になった気がしないのが物理学者なのだ
wikipedia:相対性理論では、重力は「時空のゆがみ」なの?(リンク)
重力場方程式は、ググったらwikipedia:アインシュタイン方程式になりました…
wikipedia:ケプラーの法則は、wikipedia:ニュートンの法則によって後測*3された、とも言えるそうだ。
ウルカヌスって、Google先生曰くwikipedia:バルカン (仮説上の惑星)のことか。
ググってもようわからんが、100年前は「天は永遠の過去から永遠の未来へと続く」ことが西洋哲学の信念だったんだと。
アインシュタインは猫を飼っていたそうだ:アインシュタインについて | アインシュタイン・エクスプレス【山梨県立科学館 プラネタリウム番組】
科学はデータを基礎とするが、当時は宇宙論のデータなどなかった。そしてデータのあるべき位置を占めたのが先入観だった
こういうのもあるそうだが:宇宙論的問題 Cosmologic Problem (Yasuo Katayama) 読み切れん…むしろこっち?wikipedia:現代宇宙論
そえばロシアのジョークはwikipedia:アネクドートっていうんだったか。
理論は実験によって検証されるまでは信じるな
に対しては、ある天文学者はこう言ってるそうだ。
実験は 理論によって裏付けられるまで信じるな
数学のおかげで、脳にはイメージできない対象を調べることができる
wikipedia:平坦性問題(地平線問題でもこれになる…)
これは著者(wikipedia:ジョアオ・マゲイジョ)独自の用語か、と思いきや、Wikipediaにも項目有:wikipedia:プランク時代 と思ったら、よく読んだら著者は「プランク期」と表現してました…
カタカナで書かれてもわからん…wikipedia:宇宙塵
wikipedia:ソビエト連邦の宇宙開発の成功は、(ほとんど常に)失敗と背中合わせだったんだと。wikipedia:スプートニク・ショック*4とかあったけど。
wikipedia:テニュアを得るというのは、普通の人にとっては定職に就く、と同義だそうだ。確かにそうか。オラ、定職に就く前に発狂してorz
著者はwikipedia:ポルトガルの出身だから、ポルトガルのことわざなんかもあった。「百回負ける者は千回負ける」とかいうのがあるんだと。
数式を使わずに物理学の話をしたければ、 単純化は避けられない場合が多い
こんなのもあるそうで:wikipedia:死ぬ瞬間 受容のプロセスはDABDAとまとめられてた。これって「google:障害受容」と同じかなぁ?
[あとで考える]
新しい理論を考え出した人にではなく、あとからやってきて細部を仕上げた人物に名声が与えられることがあまりにも多いのは残念なことである
これを、wikipedia:リー・スモーリンは「開拓者と農民」と表現したんだそうだが、ググってもわからずorz
wikipedia:ケンブリッジは、女性と外国人には不親切なんだと。
wikipedia:ビッグイシューには注があった。まぁ当時は注が必要だった、ってことか。
おそらくほんとうに恥ずべきは、いわゆる「生産性」を貪欲に求める社会構造だろう
アメリカという国は、学会の傲慢さも含めて、イギリス文化の最悪の面をそっくり真似ているところがなんと多いのだろう
著者が言うには、研究費申請書類は「クソじじいの存在証明書」だそうだ。
こんなのもあるそうで:wikipedia:カルツァ=クライン理論
イギリス人の考え方は、「世界の飢餓を解決するには、みんなが食べるのではなく、みんなが飢えること」なんだって。
こんなんもあったそうだ:wikipedia:ポルトガル領インド
wikipedia:スウォンジーは野心の墓場だとか。これか?:Vocabulary Building from Mr. Osada : Day148 | LIBERTYに学ぶ:なぜ伸びない?英語力 TOEIC® 900点達成の学習法やコツ!
本書では、wikipedia:ヴォルテールはプレイボーイとされてたけど。まぁでも自他ともに認めるプレイボーイだったK森氏も結婚してからは落ち着いてるみたいだから…
合理的な議論よりも個人攻撃することにはるかに満足をおぼえる科学者はいつの時代にもいたし、これからもいるだろう
本書では似ている、と記述されてたが、やっぱ違うんだと:アメリカとオーストラリア、似ているようで根本的に異なる2つの国、その違いとは?〜新しい働き方はどのように生まれた? -海外編 第22回 | ノマドジャーナル
教育の質の評価というのはTQAというらしいんだが、ググってもようわからんのでリンクなし…著者は(教員の側だから?)これには批判的だったが、教師の自己満足を避けるには必要悪じゃないかなぁ?オラ、幸か不幸か*5レッドカード食らって関係なくなりましたから…
著者に言わせれば、wikipedia:ケンブリッジ大学の規則はどれも破られることを前提に作られているんだとか。
アインシュタインも、wikipedia:フィジカル・レビューの編集部とケンカしたことがあるんだと:【物理学史】パリティ誌記事『EinsteinとPhysical Review』 - Einstein1905 WhatsNew
こんな賞も:wikipedia:マイケル・ファラデー賞
科学においては、マネージャーもまた良き選手でなければならない
スポーツとは違うんだって。
こんなのはもう、記憶の彼方だなぁ…wikipedia:プランク長,wikipedia:プランク時間
こういう事情なんで、アインシュタインが臨終のときに何と言ったかは伝わってないが、著者が想像するには「こんちくしょう、俺の負けか」というような意の言葉だったのでは、とのこと。
wikipedia:弦理論とwikipedia:ループ量子重力理論って相性悪いの?“時間”の再解釈:天才カルロ・ロヴェッリが指南する“クオンタムネイティヴ”へのマインドセット | WIRED.jp
アインシュタインは晩年、理論は実験の裏付けがあるべき、というよりは、数学的な美*6を追求することに情熱を傾けたんだとか。
wikipedia:M理論の"M"はmembraneのMとされてるが、motherのMだとか、果てはMasturbationのMだとかいう人もいるんだって。
著者の友人?曰く「創造性は急かすわけにはいかない」
良い科学研究をする秘訣は簡単だ。政治的駆け引きも、委員会も、プレゼンテーションのたぐいも不要。必要なのは才能とやる気のある人材だけだ
やる気はともかく才能を測るのにプレゼンテーションのたぐいが必要になってるような気も…
wikipedia:ジョン・D・バロウが言ったことには、新しいアイディアがたどる三段階は、
- そんなアイディアはゴミの山で、そんな話は聞きたくもない
- 悪くはないが、とくに重要性は見いだせない
- 前代未聞の大発見であり、最初に見つけたのは自分たちだ
ということでした。
まぁでも発表から約20年経った現在でも(wikipedia:光速の6.)
正しく宇宙の法則をとらえた理論であるとは考えられていない*7
だそうですから、ゴミの山*8に埋もれたか…