出版社の記事にもリンク貼っとこう:生命の跳躍:みすず書房 この著者紹介にはないようだが、本書では生化学者、と自称してた。
で、目次にある10個の出来事が"進化における最大級の発明"なんだそうだが、wikipedia:真核生物の出現も著者的にはスゴいんだけど、一般になじみがないから外したんだとか。
これも、名前は見かけたことあるが:wikipedia:ストロマトライト
科学はルール(規則)の学問だ
すぐあとで「ルールだけの学問ではない」と付け加えてはいたが。
生命は結局のところ遺伝子などの複製装置*1
wikipedia:熱水噴出孔って、wikipedia:アポロ計画の頃見つかったのか。
ロストシティーっちゅうのは、ググったらこれのことっぽい:深海底のロストシティーが語る生命の起源 | 日経サイエンス
クレブス回路っちゅーのはこれですか:wikipedia:クエン酸回路
wikipedia:銀河ヒッチハイク・ガイドっていうのは、要はドタバタSFなんですか(Wikipediaの記載では、厳密には違うらしいが)。
こんなのも:老舗パブ 「The Eagle」 イギリス/ケンブリッジ特派員ブログ | 地球の歩き方
DNAの二重らせん構造を発見したワトソンとクリックが議論を重ねていたのがこのパブらしいです。
wikipedia:ゲノムが最大なのはアメーバの一種らしい(Wikipedia参照)。
DNAが大統領を弾劾に追い込んだ、とかいうのは、やっぱりこの人か:wikipedia:ビル・クリントン(憲法で読むアメリカ現代史 NTT出版Webマガジン -Web nttpub-)
紫外線は、(強力なら)水を水素と酸素に分解するんだってね:産総研:可視光で水を水素と酸素に分解 だから、火星とかには水はないっぽいorz 火星人もいないっぽいorz
酸素を使う以外にもwikipedia:呼吸する方法はあるんだが、酸素を使うのが効率がいいらしい(約40%)。
天才とは、だれよりも早く明白なことに気づく才能だ
と世に言うそうなんだが、ググってもそのものズバリは見当たらんぞ…
wikipedia:光合成には「Z機構」とかいうのもあるらしいんだが、これは(90°回して)N機構と呼ぶ方が適切なんだとか。
wikipedia:葉緑素は、wikipedia:ヘモグロビンなんかのwikipedia:ヘムと構造が似てるんだとか。
wikipedia:ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)
科学における仮説の大いなる価値は、知られざるものへの想像を飛躍させることによって、仮定の証明や反証ができる新しい見方や実験を提示するところにある
wikipedia:光合成には、マンガンも大事らしい:マンガンクラスター - 光合成事典 そえば肥料にもマンガンは大事か:マンガン(Mn)|住友化学園芸 eグリーンコミュニケーション
wikipedia:カール・フォン・リンネは、鉱物についても研究してたんだってね。
生命のwikipedia:系統樹を考えると、細菌が根を構成し、おなじみの複雑な生物が枝を構成するようになっている
しかし、唐突にwikipedia:ガヴォットとか言われても、何のこっちゃわからん…訳注が欲しい。
「大酸化事変」とかいうのもあったらしいんだが、この辺にリンク貼っとくか:進化の歴史|科学バー(「シグネチャー遺伝子」というキーワードでも。)
wikipedia:カール・ウーズ (たぶん)「受容に時間を要した」出来事から、wikipedia:サイエンス誌は「微生物界の傷ついた革命家」と評したんだとか。
要するに、wikipedia:古細菌は外見とふるまいの点では細菌に近いが、DNAやタンパク質の扱い方については驚くほど真核生物と似た特徴をいくつか備えているのだ
脚注の記述だが
人と同じく細胞も、構成要素の総体である
セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ) では、答えは示されてないんだと。
wikipedia:ウガンダの、こういう話もあるんだとか:アフリカのエイズ問題:ウガンダ、エイズを撃退
「マラーのラチェット」とかいうのもあるらしい:wikipedia:有性生殖
wikipedia:ルイージ・ガルヴァーニとボルタの間には論争があったとか。ナポレオンの影も。
ふーん、筋収縮のふるまいって放射光で解明されたんだ:SPring-8放射光により解明された筋収縮蛋白ミオシンの意外な振舞(トピック) — SPring-8 Web Site 元専門分野に近いので、反応。
ベートーヴェンとモーツァルトの関係があるとかないとか:ベートーヴェンとモーツァルト|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」
ググっても見当たらんが、著者によるとwikipedia:リヒャルト・ワーグナーは
音楽はオペラの歌詞から生まれなくてはならない
と言ってるんだとか。こんなのもあるみたいね:wikipedia:詞先
動物のwikipedia:門 (分類学)は38種あるんでっか。
視覚は世界について、嗅覚や聴覚や触覚よりはるかに多くの情報を与えてくれる(のだ)
レスリー・オーゲルの第二法則: マリンパの雑感 狂人的には、第一法則は?とか思ってまうんだが…
wikipedia:目は、大ざっぱに分けると前半分と後ろ半分に分けられるそうだ(医者も前派と後派に分けられるんだとか)。
生体模倣技術(wikipedia:バイオミメティクス)ってーのもありまっか。:「目の付けどころ」が鋭い! 生き物の「生体模倣」で新製品開発: J-CAST ニュース【全文表示】
DNAを構成する塩基の一つのwikipedia:グアニンって、wikipedia:グアノの中から見つかったんでそう名付けられたんだってね。これは関係ないか…
本書が言うには、哺乳類は一般に燃費がよろしくないから、元祖エコ・フーリガン(環境破壊者)だそうだ。また、
wikipedia:トカゲはスピードと筋力にかんしては哺乳類に引けをとらず、それどころか短距離では哺乳類より足が速いが、すぐにへたばる
こんなんも:wikipedia:リストロサウルス
こんな本も:絶滅も進化も酸素濃度が決めた 恐竜はなぜ鳥に進化したのか (文春文庫)
wikipedia:ピーター・メダワーは「未知なるものへの創意に富む飛躍」なんていうことを言ってるんだとか。優れた科学の基礎らしい。
wikipedia:スティーヴン・ジェイ・グールドの発言ググったらWikipediaヒット(NOMAの項)。一方、wikipedia:フランシス・クリックに言わせると「あなたはひとまとまりのニューロンにほかならない」そうだが。
前にも見かけたが、wikipedia:意識という奴は論じる人によって定義が異なるらしい。
本書に出てきた「情動は知力に勝る」という言葉をググってみたらこんな本ヒットしたから:情動はこうしてつくられる――脳の隠れた働きと構成主義的情動理論、これも気になるね。
超常体験ができる「神のヘルメット」とかいうのがあるとかないとか:I'm Standing on the Shoulders of Giants. 神のヘルメット
こんなんもあるとか:wikipedia:意識に相関した脳活動 (クリック曰く)神経学の聖杯らしい。
海はウィルスだらけらしい。ググったらこんなんヒットしたが:海洋の「悪いウイルス」・「良いウイルス」| 高知大学 教授 長﨑 慶三 先生 | 夢ナビTALK
google:拮抗的多面発現仮説とかいうのもあるらしいんだが…
age-1とかいう遺伝子もあるとか。
こんなのもあるそうで:図書出版 | 三交社オフィシャルサイト(使い捨ての体老化理論)
wikipedia:抗酸化物質っちゅーのも、良い面と悪い面、両方あるそうだ。
最後のまとめでは、
科学はきわめて人間性の豊かな形態の知識だ。(wikipedia:ジェイコブ・ブロノフスキーによれば)われわれはつねに、既知の領域の縁(へり)に存在しています。つねに、望むものへと向かっている気がしています。科学の判断はどれも、誤りと紙一重で、主観的です。科学は、不完全なわれわれでも知りうることがらを立証するものなのです。
とのことでした。
という訳で、今日も感想書くのは疲れたね…