図書館で目に付いたので。
*[読書]なぜ科学はストーリーを必要としているのか
なぜ科学はストーリーを必要としているのか──ハリウッドに学んだ伝える技術
- 作者: ランディ・オルソン,Randy Olson,坪子理美
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2018/07/20
- メディア: 単行本
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あ、ググって見つけた評:人に話をするときはABT型で! そして、しかし、したがって - Life,Work,Money 科学系コンテンツを作る人におすすめ『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』|しましょ(島田祥輔)|note
著者:wikipedia:en:Randy Olsonは元は海洋生物学者で、wikipedia:テニュアを取得後ハリウッド*1の世界に身を転じた、という変わり種だそうで。二つの世界を経験しているだけあって、科学は複雑さが大好きで、それに対してハリウッドのような世界は「簡潔さは究極の洗練である」*2が信条だそうだ。
今は、(学術)論文の形式はこう言うそうだ:wikipedia:IMRAD
擬陽性の問題というのは、これか:wikipedia:第一種過誤と第二種過誤
前著:「こんな科学者にはなるな」というのは邦訳なし?核となるメッセージは、
刺激し、満足させよ
だそうだ。
ストーリーテリングの力は細部に宿る
ググっても(まだ?)ヒットしないけど、「神経wikipedia:映画学」なんちゅー学問もあるそうで。
なんかこんなのもあるようだが:学習 ≫ 大学生・大人向け ≫ 大学パートナーシップ :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo サイエンスだから、といって特別変わることはない、とのこと。まぁ、(一般に)理系の人間がコミュニケーション下手ということはあるだろうが。
Wikipediaではこうなるがwikipedia:科学的方法、科学的手法の定義は
最初に課題が特定され、続いて、その課題を解決するとされる仮説を立てて検証するために、観察、実験、または他の関連のデータが用いられる、調査の手法
だそうだ。
wikipedia:エドワード・オズボーン・ウィルソンは昆虫学の父であり、生物多様性の父でもあるそうだ。
大学教授は弱い選択圧の環境にある
でも近年はwikipedia:競争的資金が幅を利かせてるから、元師匠なんかは「オマエ、気軽にそんなこと言うなよ」とか言いそうだなぁ。ま、オラレッドカード食らいましたから…
うーん、第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい は読んだような気もするんだが、hatena が変わったこともあり見つけられずorz
ジョークを言うのもストーリーテリングと同じだ
うーん、ということはオラのストーリーテリングはおそらく自己満足に終わる、ってことかorz
うーん、一応(旧)世界史選択だが、wikipedia:ジョージ3世 (イギリス王)は聞き覚えなしorz
なかお上もいろいろ考えているようだが(1.学術研究の意義:文部科学省)、本書で出てきた重要な研究の定義は
その研究が、ある話題の「物語を前進させる」ことができる可能性を持っている
ということだそうだ。
ある人曰く、
真実は 自分の足で歩くことができない
だそうだ。
「ログラインメーカー」とかいうのもあるようだが、ググってもようわからずorz
そえばwikipedia:コダックは一回ツブれたか。
物語(ストーリー)の定義は
問題に対する解決策を探し求める過程で起きる出来事の連なり
だそうだ。
「いわゆるストーリーの問題」って何のことだろう?
天気を表す言葉も、いろいろ意味が違うそうだね:「天気」「天候」「気候」「気象」 - 違いがわかる事典
真実はストーリーの川の中の老いた魚だ
真実はいつも一つ
とか言ってるらしいが。
wikipedia:コマーシャルメッセージは、4~7回見ないと効き目がないんだそうだ。
「マイスナー式演技教育プログラム」とかいうのもあるとか。
という訳で、一冊読んでみましたよ、とさ。
*1:それまでいた学術の世界(論理の国)に対して、ハリウッドは感情の国だそうだ。また、お葬式が人脈作りの機会になるなど、薄汚れた面もある、とか。また、年功は負債だそうだ。よってオラはお呼びじゃないorz
*2:元はwikipedia:レオナルド・ダ・ヴィンチの言らしいが。