た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

科学捜査ケースファイル

科学捜査ケースファイル―難事件はいかにして解決されたか

科学捜査ケースファイル―難事件はいかにして解決されたか

HONZ の書評:『科学捜査ケースファイル 難事件はいかにして解決されたか』凶悪犯罪と法科学の歴史200年 - HONZ
著者は推理作家らしいんだよね:wikipedia:ヴァル・マクダーミド なので?、自作の種明かし(のように思える)箇所もあったが、推理小説はあまり読まない身としては…という思いもある。
こんなのもあったそうで:【画像】オバマ大統領、おでこにハエが止まる : はちま起稿オバマ大統領、おでこにハエが止まる)
wikipedia:ロカールの交換原理というのは、一言でまとめれば

あらゆる接触には痕跡が残る

というものだそうだ。
こんな事件も:wikipedia:en:Stardust fire

それらの(火災)探知犬の多くは肉球を守り現場汚染を防ぐために小さなブーツを履いている。

ほらね、お犬様ですら靴を履くんだから(ry
「昆虫にとって死体はごちそう」なんだそうだ。でもここから死亡推定時刻を割り出すことになる(ことが多い)。

(大衆の信頼を失っているある分野が)評判を回復するのに必要なのは、カリスマ性を漂わせた誰かが能力を示すこと(だった)

それを僕(たち)は「運」と呼ぶ。
なんか、こんなのもあるそうだ:世界初の死体農場 テネシー大学人類学研究施設 | 441 notepad
「バーチャルオートプシー」というのは、ググった印象では要するにこれのことかな?[読書]ゴーゴーAi - たーくんの狂人日記
本書によれば、wikipedia:ヒ素は19世紀の毒、とのこと。20世紀の毒は放射能かなぁ?(もちろん厳密には違いますが:放射能は普通の「毒」とは違う - DrKの株日記) で、21世紀の毒はwikipedia:テロリズム
イギリスは(中から見ると?)南北に分裂しているそうだ。それ言ったら、日本も東西に分裂してますね…

医師というのは社会の一階層の人々にすぎず、「とくに道徳心の強いカリスマなどではない」と述べている

そう、wikipedia:インド大反乱なんて(高校の)世界史で習った記憶ないなぁ、と思ったら、呼び名が変わったそうだね。
wikipedia:指紋は鑑定すべきものではなく比較すべきもので、

指紋証拠は複数の指紋鑑定人によって示される、単なる補強証拠とすべき

なのだそうだ。同じことはwikipedia:DNA型鑑定にも言えるようで。
ちょっと気に入った言い回しをデジタル書き抜き:

泣きたければ夜に泣け

オラは今まで始終「メソメソすんな!」と一人で毒づいてたけど、こっちの言い回しの方が良いね(ヱ、どっちもどっち?)。
「シカゴのソーセージ王」とかいうのは、この人のことかな?:殺人博物館〜アドルフ・ルートガルト

死は私たちから顔を奪ってしまう

顔を見分けられるからと言って、人を見分けられる訳ではない

こんなのもあるそうで:wikipedia:en:E-FIT(電子的顔識別?)
という訳で、400ページ以上あり読み通すのは疲れたorz
あ、それと、wikipedia:ロンドン警視庁のことだと思うんだけど、「首都警察」の訳語も用いられていて、狂人としては初出時には?となるorz