- 作者: チャールズフォスター,Charles Foster,西田美緒子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2017/08/17
- メディア: 単行本
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こっちもあった:とてつもなく変態で、ありえないほど文章がうまい──『動物になって生きてみた』 - HONZ 確かに、キツネになりきるために
自宅の裏庭に食べものも飲みものも一切もたずに寝転び、その場で用を足しながら…
とまでしたそうだから、ヘンタイと言われてもしょうがないかも。
wikipedia:ジョナサン・サフラン・フォアがこんなこと言ってるそうで:
『動物とは何か』と尋ねたり…(中略)…つまり、それは『人間とは何か』と尋ねることになるのだ。
これまでのネイチャーライティングには、人間中心主義と擬人化というふたつの罪がつきまとってきた
wikipedia:ピーターラビットは現代版wikipedia:獣人(半獣半人)だそうだ。やっぱりミッ○ーは…(以下省略orz)
…理解してくれる人が誰もいないという強烈な認識を、孤独感と呼ぶ
言われてみればそうなんだが、「意識は主観的」だそうだ。でもググってみたら、意見多数。なので?三十六計逃げるに如かずorz
こんな話も:
1868年に、トーマス・ハックスリーはこう記しています。
「神経組織が刺激された結果として、意識という状態が現れるというのは、アラジンがランプをこすったらジーニーが現れることと同じくらい説明不可能で見事なことだ」
(現実と脳の知覚の複雑な関係を認知科学者が語る - ログミー[o_O]からコピペorz)
wikipedia:ヴィトゲンシュタインの考えをググったら、こんなん*1ヒット:人間は、一体どこまで「動物」になれるのか | 今週のHONZ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
そうそう、wikipedia:睡眠は言わばデフラグ(wikipedia:デフラグメンテーション)だそうだ。でもググったらこれまたいろんな意見がorz
思慮深い人間の親は、裏ごししたミミズをミルクに混ぜて飲ませるといいだろう。そうすれば喘息やアトピーも、おとなになったときの腐ったカレーへの恐怖心も消えるに違いない。
でも幼児虐待で捕まる? ま、オラのクソミソ混在状態にも、長所はある、ってことだ(と、開き直る)。
wikipedia:ウラジーミル・ナボコフもwikipedia:共感覚を持っていたらしい。
ビールは冷やせば良い、って訳でもないらしいね:クラフトビール、冷やし過ぎていませんか? ま、ワタシャ最近は第3のビール専門ですからorz早く本物のビールを飲める身分になりたーい?
道路では、誰にとっても安心感などは存在しないのだ
wikipedia:アナグマ属は場所に属している
wikipedia:カワウソは、一生の 3/4 を眠って過ごすそうだ。で、本書の表現では「毛皮をまとったミミズ」だそうだ。スゴい喩えだね。
夏は呼吸し鼓動する。冬はそれをやめ、世界の心臓が止まる。
懐中電灯は…闇を濃くする*2
地球の女性たちの体内には月の満ち干があるが、それは女性たちがみな人魚だからだ
家畜化は、あらゆるものをしぼませる
においは歴史を圧縮し、包み込む
こんな話もあるそうだ:【犬のお尻に方位磁針】ワンコは南北の方角に沿って用を足しているとの調査結果 - IRORIO(イロリオ)
そえば本書には猫の話は出てこないけど、猫は嫌いなんだそうだ。
人間もシカも、女性より男性の方が放浪する傾向があるんだとか。
ノルウェーにはこんな話もあるそうだ。Vardøger
wikipedia:テレンス・マッケナの言をググったら、本書の Google Books ヒット:動物になって生きてみた - チャールズ・フォスター, 西田美緒子 - Google ブックス
最後のほうの一文が、狂人の心には響きました。
私たちは、少なくとも自分自身に関しては、「一生懸命にやりさえすれば何でもできる
死し、何にでもなれる」と考えがちだ。でも、ほんとうにそうだろうか?*3
上の書評にもあったが、2016 年のwikipedia:イグノーベル賞だったんだってね:2016年「イグ・ノーベル賞」 | ハフポスト