*[読書]歴史は「べき乗則」で動く
歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
- 作者: マーク・ブキャナン,Mark Buchanan,水谷淳
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: 文庫
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ダメだ、またWIFIが重い…翌朝更新。
wikipedia:第一次世界大戦は、wikipedia:ニーアル・ファーガソンによれば「歴史上もっとも有名な迷い道」だそうだ。
人生は時間をさかのぼって理解されるが、人生は時間を下って生きなければならない。
あらゆる偉大な行為や偉大な思考は、滑稽な起源を持つ
と書いてるそうだ。
典型的な雪崩というものはないそうだね(これが本書のキーワード?)
ただまぁ古い本だから、(日本の)地震は、例に出てくるのがwikipedia:阪神・淡路大震災だったりするんだが。
wikipedia:フランシス・クリックは「凍結した偶然」なんてことを言ってるんだとか:I'm Standing on the Shoulders of Giants. 進化過程の本質は「凍結した偶然」
ググっても見当たらないので、wikipedia:マーク・トウェインさんの言をデジタル書き抜き:
科学とは魅力的なものだ。くだらない事実に傾倒し、そこから山のような推測を得るのだから。
wikipedia:ワーテルローの戦いと言われても、浅薄な狂人はよくわかんないんだよね…あとで読んどこ:ナポレオンがなぜワーテルローの戦いで敗れたのか調べてみた - 草の実堂
こんなのもあるんだ:wikipedia:拡散律速凝集
今は、単に「断層」と言うよりは「断層帯」ということの方が多いそうで。
これも勉強しとこ:wikipedia:グーテンベルグ・リヒター則 wikipedia:大森公式
[wikipedia:]も、こんなこと言ってるとか:右往左往 知識の深みにはまるべからず
クリストファー・ ショルツ氏が言うには、
地震は、起りはじめたときには、自分がどれほど大きくなっていくか知らない
地震にわからなければ、我々にも知りようがないそうだ。
という訳で、お話は非平衡物理(Wikipediaではwikipedia:統計力学?)から歴史物理学(ググって見つかるのはwikipedia:物理学の歴史とかで…せいぜいhonzの書評がヒットした:『市場は物理法則で動く 経済学は物理学によってどう生まれ変わるのか?』(1/4) - HONZ)へと続くんだが、非専門家としては、ようわからん…友人のS・K氏なんかは(まぁ専門家のはずだし)よくわかるのかな?