- 作者: 安田理央
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2016/03/30
- メディア: 単行本
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いつだったか、広告に入り、検索したら市の図書館にあるというので、取り寄せて読破。今回は、お外では読まなかった(はず)。
女なら誰でも脱げばお金になるという時代はとうに過ぎ去っていた。
アダルトメディアの中で女性は、男性の性欲の対象として、どのように描かれてきたのか、どう変化してきたのかを振り返ってみようというのが本書の趣旨である。
初期のwikipedia:宇宙企画のキャッチフレーズは「動くwikipedia:ビニ本」だそうだ。
wikipedia:フードルなんてーのもいるんだね。あと、そーえばwikipedia:みこすり半劇場なんちゅーのもあったなぁ…
熟女・人妻もまた、ユーザーの幻想の中の存在なのである。
「土佐のクロサワ」でググると、これヒット:2009-09-20 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
そうか、ニャンニャンは死語ですか…こんな死語を使っていませんか?(Amebaニュース)
「痴女」はもともと女性たちのイマジネーションから生まれ、女性たちが磨き上げていったもの(だからだ)
ふーん、wikipedia:ニューハーフは和製英語で、アメリカでは shemale と言うそうだ。
でも、「おわりに」が笑えたorz
古書店自体が日本全国から姿を消しつつあり*1、その中でも古いエロ本を扱っている店となるとさらに少なく、絶滅の危機に瀕していると言ってもいい。より活発に古書店を回ってエロ本の保護に務めなければならないな、との思いを強くした。(中略)エロはもっとどうしようもなく切実に必要なものなのだ。
*1:これは本当に憂慮すべき問題で、ウチの近くにあった古本屋も、数ヶ月前に消えましたorz