た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

統計学をまる裸にする

統計学をまる裸にする データはもう怖くない

統計学をまる裸にする データはもう怖くない

新着本から手に取ったはずなんだが、よく見たら3年前の本orz
なので? ここからサポートページがあったらしいんだけど、リンク切れorz

記述統計量(Wikipedia ではwikipedia:要約統計量)は、出会い系サイトのプロフィールのようなものかもしれない:理屈の上では正しいが、ひどく誤解を招きやすいのだ。

こういう指数もあるそうなんだが:wikipedia:人間開発指数
そーえばこれ:wikipedia:嘘、大嘘、そして統計は、本書では「嘘、真っ赤な嘘、そして統計」と訳されていて、確かにこっちの方が良い訳だね。
こんな話も:名目値と実質値の違いは? - 内閣府

人は簡単な答えを愛する

でも問題によっては、簡単には答えられないんだよねorz
なんかググったらこんな記事もあったけど:第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ - エキサイトニュース(1/5) 飲み比べっちゅーのは基本的にコイン投げと大差ない(偶然の要素が大きい)んだそうだ。
ググったら Yahoo! にこんな回答があったけど:宇宙ゴミに所有権はあるのん? - 所有権というか,その宇宙ゴミによる... - Yahoo!知恵袋、本書によると宇宙ごみの所有者は(アメリカ)政府で、勝手に処分するのは違法なんだそうだ。

保険にできるのは、受け入れがたい高損失の回避だ

こんなのもあるんだってね:wikipedia:バリュー・アット・リスク

確率は、何の計算をなぜしているのか、は教えてくれない。

wikipedia:バイアスにもいろいろ種類があるそうで:バイアスの種類について - 情報管理LOG
wikipedia:出版バイアスというのもあるそうだ。だから、

人間の記憶は体系的に脆弱

だそうだ。
こんなのも:wikipedia:第一種過誤と第二種過誤
こんな話もあるが:良いストレスと悪いストレス、本書によれば、最悪のwikipedia:ストレス (生体)は自分の仕事に裁量がないこと、つまりどんな仕事をいつどんなふうにやるかを自分で決められないことだそうだ。要するに、兵隊さんは危ないよ、と。そりゃそうなんだろうが、狂人は一兵卒として生きるしか道がないorz(こちらもwikipedia:職業性ストレス

自分のやる気、野心、才能のほうが、卒業証書に載っている大学名よりも成功を左右する(ことを認識してほしい)

みんなランキングは大好きだ―データがそこまで厳密な評価に向かない場合ですら。

あと、こんな話もあった:スポーツと脳障害の研究の遅れ
最後にwikipedia:en:Chris Cox氏の

情報時代の課題はその情報で何をするかということなのです

という言が引用されていた。
という訳で、一応最後まで読んだが、読む前にいつの本かちゃんと確認すれば…という思いが