サッカーマティクス 数学が解明する強豪チーム「勝利の方程式」
- 作者: デイヴィッド・サンプター,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/06/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
サッカー日本女子代表前監督/佐々木則夫氏推薦!というのは、帯に書いてあったのかな?道新のコラム(8/3夕刊の中垣 俊之 :北海道大学 電子科学研究所*1名義)にもあったんだけど。「(私の苦手な)数学の分野から、サッカーの新たな進化が!!」
野球が統計のスポーツなら、サッカーはパターンのスポーツだ
とのこと。
でも冒頭で、
数学はサッカーに勝てない。
なんて認めてたのは、むしろいさぎ良いね。
でも(サッカーの)スカウトが求めるのは、知性(空間推論能力)なんだそうだ。
うーん、ググっても見当たらんが、
数学は永遠に進化し続ける精巧なチェス・ゲーム
とよく言われるそうだ。
で、本書の数学はwikipedia:応用数学なんだそうだ。素人には、wikipedia:純粋数学との違いはわからん(物理屋の言葉では、縮退している)が。
これまたググってもようわからんが、
ギャンブルとは未来への通信ケーブルを敷くようなもの
だそうだ。
数学モデルの構築とは、パターンを見つけ、類推を行うことにほかならない。
サッカーのスコアで一番多いのは 2-1 らしいんだが(確かに、本書に載ってたwikipedia:プレミアリーグのデータではそうなってた)、日本(J1)ではこうなってるそうで:J1で最も多いスコアを調べた|Akalā|note やっぱ日本は特殊?
ググってもようわからんorz バスが来るかどうか、って、wikipedia:ポアソン分布で記述できるの?
なんかこんなニュースがあったらしいんだけど:がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News(より正確にはこっち?がんになるのは「不運だから」じゃない|WIRED.jp)、
人生には予測不可能なこともある
そりゃそうですわ。
一流のディフェンダーは相手の選択肢を狭め、アタッカーが無理して動いたところでボールを奪う
とのこと。だから(かどうかは素人には断言できないが)現代のサッカーはwikipedia:プレスディフェンスが重要な役割を果たしているんだそうだ。
こんなのもあるそうだ:wikipedia:極値分布(極値統計学)
それと、最近天気予報などでよく?聞く「○年に一度の…」というフレーズは、その事象と同程度かそれ以上のことが翌年に起きる確率は○分の1ということなんだそうだ。
うーん、本書に載ってた動画はこれかなぁ?アドレスは違うんだけどorz
NASA のシミュレーターのことをググったら、こんなんヒットしたので、リンクしとく:フットボール物理学 パスの確率の可能性 : FourThreeThree フットボール統計学
確かに数学や科学は役に立つ。…しかし、数学者や科学者はその限界も自覚するべきだと思う。サッカーであれ人生であれ、論理で説明のつかない物事は必ずある。(後略)
確かにその昔、4K麻雀でもこっちがコツコツwikipedia:平和 (麻雀)で点棒を集めてるのに、K森君が「リーチ一発自摸、裏ドラ3つ」とかやられて逆転され、そのままお休みなさい…なんてことも(よく)あったorz
誰も知らない事実を発見する喜びこそ、私が研究に従事する理由だ
本書に出てきたハミルトンの法則は、この人のだな:wikipedia:ウィリアム・ドナルド・ハミルトン
wikipedia:FCディナモ・キエフってwikipedia:サイバネティックスを活用して勝ち上がったの?
wikipedia:シグモイド
あとはまた自分で書いた文字がようわからんorz
なんかでも、最後にあった
数学をサッカーと同じく日常生活にも根付かせるべきだ
とかいう主張には、予備校のT教師*2を彷彿とさせた。