- 作者: 涌井良幸
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2016/09/29
- メディア: 単行本
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そーえば本書が出た頃「統計ブーム」があったか。と思ったら、明治にもあったとか(明治の統計学ブーム?19世紀の知識人が興奮した「最強の学問」 | ハフポスト)。
http://www.sipec-square.net/~mt-home/students/miyazono/project/sakkaku/page04.htmlとかいう話もあるから、特にカラーの円グラフを見たときは注意が必要らしい。
確かに交通事故の発生件数や死亡者数は、人口10万人あたりで比較すると印象が変わるね(人口10万人あたりの交通事故死者数の都道府県ランキング - 都道府県格付研究所)。個人的には、広島県がブッチギリの危険地帯だが*1。
英語では「リンゴとオレンジは比較できない」とか言ったりするそうだ。【イラスト英語】compare apples and oranges(比較にならないものを比較する) | イラストで学ぶ!英語表現 確かに、日本語で何て言うか考えてみたら、月とスッポン*2か。
プラシーボ*3効果は30%くらいだそうだ(医師と患者とくすりの不思議)。でも、こうやって数字を使って一見わかりやすく説明するのも、本書がいましめてたことだなぁorz
風邪とマラリアは症状が似ているので(マラリアの症状―旅行帰りの発熱に要注意 | メディカルノート)、昔は単なる風邪をマラリアとしてカウントしていたこともあったんだとか。ま、「風邪は万病のもと」*4ですから。
あと↓は読みかけ放置でorz
*1:あと実は豊橋の国1(wikipedia:国道1号)も。
*2:どちらも丸いから、らしい。月とすっぽん - 語源由来辞典
*4:医者に言わせると、むしろ万病の初期症状が風邪に似ている、と言う方が正確らしいが。