た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

日本の大問題

日本の大問題 現在をどう生きるか

日本の大問題 現在をどう生きるか

図書館の新着本で、wikipedia:養老猛司氏の名で引っ掛かり、借りて読破。でも対談*1の相手のwikipedia:藻谷浩介氏もいろいろ(有名な)本書いてるんだね。オラはまだ未読だがorz
ググったらこんな書評も:ビジネス香川 - 香川の「いま」を伝え、「未来」を育てる -
養老先生も、「民主主義」を信用していないそうだ。wikipedia:ウィンストン・チャーチルもこう言ってる(wikipedia:ヤン・ウェンリーも言ってたんだっけ?)。

実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。

で、今や(出版業界も)仕事の質よりも締め切りの方が優先されるそうだ。締め切りさえ守れば、質は二の次、三の次、と。それで、最近の本は明らかな誤字・脱字が多いのかなぁ?オイラがガキの頃は、印刷媒体には一定の信用があったように思うけどね。これは、世の中の進歩なのかなぁ?いずれにしろ、本にかいてあることを盲目的に信用する、あるいは他人*2の言ってることを盲目的に信用する、ってーのは問題あるね。
あと、wikipedia:ソルフェリーノの戦いの話もしてた。

言葉は意識の氷山の一角にすぎない。

日本のような社会では、世論調査は意味がない

いずれにしろあーゆー調査は、統計ですしね。wikipedia:嘘、大嘘、そして統計 現首相は世論調査の支持率を気にしているらしいが。

歴史認識はすべて後知恵です。

今の日本のマスコミのやってることも、第二次世界大戦中のwikipedia:大本営発表と大して変わらないとか。だからwikipedia:パークシティLaLa横浜(くい打ちデータの改ざん)のような問題が起こるんだって。別な個所では「(マスコミは)野次馬と一緒」とも。

いまの子どもは高校生くらいになると、完全に消費者として行動している

そうだ。そういう教育がなされている、と。確かに、オラがガキの頃は、遠足のおやつは¥300 まで*3、とかあった程度かな?当然、学校には(必要な時以外)お金は持っていってはいけない、と。今どうなってるか知らんが。
脳の研究では、被験者が研究者の考えてる方向の結果に合わせてしまう、ということが起こるんだそうだ。
中国の話を書いておくと、北京政府と中国は分けて考えた方が良いらしい。で、下手に中国に手を出すと逆に乗っ取られるんだって。wikipedia:唐wikipedia:元wikipedia:清がそうだとか。
ツイッターSNS は酔っ払いが寝る前に書いた原稿、だそうだ。確かにこの記事書いてるのも、寝る前だなぁorz(今日はお酒こそ飲んでないが。)

私たちが「心」と呼んでいるものは、おそらく、社会的に集大成されたものなんですよ。

「戦略は後付けの正当化」だそうだ。また、「成功は法則化できなくても失敗は法則化できる」とも。
あと、こんな本:

心はすべて数学である

心はすべて数学である

とか、あんな本:とか。
てなとこで。

*1:実際には、wikipedia:天野礼子氏も加わった鼎談だったみたいだが。

*2:自分が言ってることも?

*3:当時は消費税とかいう面倒くさいもんはなかったから、計算ラクだったね。