- 作者: ニックレーン,Nick Lane,西田睦,遠藤圭子
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 単行本
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でもこれ原題は OXYGEN(酸素)で、むしろ「酸素のものがたり」とでも呼べそうな内容だった。ま、それはそれでオモロいんですが。
老化のフリーラジカル説なんて―のもあるんだそうだ。老化のおはなし(フリーラジカル説):タニタ からだクローズアップ
こういう説もあるんだと。:wikipedia:黒海洪水説
本当の科学の面白さは、未知の領域に分け入り、海図をつくる高揚感にある。
_»Ò³½の覚え方:「LEO Goes GER」も紹介されていた。オラは(高校でも予備校でも)習った記憶ないなぁ。ま、ウン十年前の話ですが。
こんな発想:
自動車を100馬力というように、100個のミトコンドリアを持つ真核細胞を100菌力と呼びうるかもしれない。
も面白いね。
これ:wikipedia:分子時計の話もあった。あとこれも:wikipedia:共通祖先*1
wikipedia:フリードリヒ・ニーチェはこんなこと言ってるそうだ。「人間という生き物は、消化管を持っている限り、決して自分自身を神と思い誤ることはないだろう。…脱糞の必要性がある。」orz
そーえば本書中に「フレオン」って出てきたけど、やっぱりwikipedia:フロン類のことか。訳注でもつけてくれりゃいいのに。ま、前後の文脈読んだらわかったけど。
wikipedia:J・B・S・ホールデンがこんなこと言ってるそうだ。「人体を作っている細胞集団は海の怪物なのだ。」
まぁでも、酸素という奴は無けりゃもちろんwikipedia:窒息*2ですが、あり過ぎてもwikipedia:酸素中毒に陥るそうで、難しいもんだね。ま、フツーに暮らしてる分にはあまり考えなくていいでしょうが。
という訳で、前半分くらいは読んだんだが、一旦返却します。目次を見たところ、後半こそ面白そうなんだが。続きがいつになるか、は神のみぞ知る?
*1:本書では LUCA というのをよく使ってた。