た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

ヒトラー暗殺計画42

ヒトラー暗殺計画・42

ヒトラー暗殺計画・42

なんでこの本を手に取ったか、というと、訳者の一人が友人と同姓同名だったから。佐藤 文彦先生(キャンパス・ノベルと大学教員) | 金沢大学附属図書館
昔出版された
ヒトラーを狙った男たち―ヒトラー暗殺計画・42件

ヒトラーを狙った男たち―ヒトラー暗殺計画・42件

は抄訳だったが、今回のは全訳なんだそうだ。

政治を説く「大道芸人」には大衆が不可欠なのだ。

wikipedia:ヒトラー暗殺計画は「少なくとも42回企てられた」そうで、

偶然こそが、ヒトラー最強の親衛隊であり続けた

とのこと。
訳者あとがきで、wikipedia:麻生太郎ナチス発言がやり玉に挙がってた。「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていた(中略)誰も気づかないで変わった。」*1という理解は正確ではないらしい。
本書は、「上からの支配に抗し、下からの沈黙・服従を拒否した人々の物語」だそうだ。
という訳で、手に取った理由はネタっぽかったが、中身はありそうだった。

*1:ここから引用。