た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

エピジェネティクス〜操られる遺伝子

エピジェネティクス 操られる遺伝子

エピジェネティクス 操られる遺伝子

えっと、確かこの本で何度も「wikipedia:エピジェネティクス」という語を見かけたので、図書館行って発掘してきた。
接頭辞 epi (意味)+ genetics(遺伝学) に留まらない、広い意味を持っているようだ。
そもそも遺伝子も、かつての設計図といった見方から、今ではまた少し変わっているようだ。例えば、遺伝子が同じな一卵性双生児やクローンが全くの瓜二つになるとは限らないのが、エピジェネティクス*1なプロセスなんだそうだ。つまり、遺伝子はヤヌスのような二面性を持っている、と。
というわけで、一応読んだという記録。

*1:訳者あとがきでのまとめは、「遺伝子によらない遺伝のしくみを探求する学問」だそうだ。って、これだけ読んでも何のこっちゃようわからんが。