図書館を歩いていて、目に留まった。
- 作者: ネイサンベロフスキー,Nathan Belofsky,伊藤はるみ
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2014/01/28
- メディア: 単行本
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古代ギリシアからリンカーンの頃(wikipedia:エイブラハム・リンカーンのことだろうから、19世紀半ば?)まで、医療は人間に益より害を与えることの方が多かった。
そうなんだろうな。
という訳で、昔の医療の実態を描いているわけです。
ヨーロッパの中世の頃は、医師もこんな格好をしていたそうだ。wikipedia:ペスト医師(本書では、「くちばし医者」と紹介。)
こんな話も。wikipedia:武器軟膏
いずれも今から見れば笑い話だが、人の命にかかわることだけに当時は真剣だったんでしょうな。ということは、今真面目に議論されていることのなかにも後世から見れば笑い話になることもあるのかな?ま、wikipedia:トンデモ本の類はそうですかね?
ライオン、カバ、ワニ、猫、ヘビ、アイベックス*1の脂肪を混ぜ合わせたものは、(古代エジプトでは)犬の足指とともに禿頭の治療に使われていた。
予備軍だから、つい反応してもうたorz
ヨーロッパの中世では、wikipedia:宦官を作るには押しつぶすのと切るとの二通りの方法があったそうだ。
押しつぶす場合は、その男を睾丸が柔らかくなって下に垂れてくるまで湯の上に座らせておく。それからそこを手でにぎり、手ごたえがなくなるまで押しつぶし続ける。
ナイフで切る場合はふたつのやり方がある。ひとつは睾丸とペニスをともに取る方法、もうひとつは睾丸だけをとる方法である。
イタソー。
昔(18世紀まで)は人体解剖も見世物だったようで。
あと本書では、Wikipedia の記述とはちょっと違って、wikipedia:ランセットはwikipedia:瀉血用の羽計(ランセット、刃針(はばり)とは - 刃針の読み方 Weblio辞書)にちなんで命名された、と書いてあった。
また、wikipedia:ノスタルジアの話も。あと、その隣にあったwikipedia:梅毒の話も(最近こんなニュース:梅毒 昨年同期を上回るペースで増加 過去最多の2000人台に | ハザードラボがあったので、反応)。
んなとこで。
あと、これは読みかけ放置かなぁ?→と思ったけど、つい借りなおしてきたので、もう少し読むかも。(11/19追記)その後半分ほど読んだら、あと対談っぽいので、読む気失せたorz なので、借りたままにしておくと何かと面倒だし、そえば先日マイナンバーの通知とやらも来てたので、ちょっくら出かけて返してくることにする。
*1:野生のヤギの一種。