- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: 単行本
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初めの方は、経済学の入門書的な本かな?と思えて興味深く読み進んでいたのですが、途中から風向きが怪しくなり、なんかチョー訳わかんない、って感じ?*1
まぁでも、最近も話題になっている話を書いておくと、消費税増税や法人税減税は、経済学的に考えても、初めに結論ありき、のまやかし論法なんだそうだ。大切なのは、人口減少や高齢社会を織り込んだ上で、(小手先のつじつま合わせではなく)それに適した社会制度を設計することのはずなんだけど、最近の議論見てると、どうも小手先のつじつま合わせでお茶を濁そうとしているようで。まぁ、そもそも国民がそういう抜本的な改革を望んでないんだから、しょうがないですな。つまり、消費税率10%を前提に…とかいう議論してたら、またカネが足らんくなって、さらに倍、みたいなことになるんじゃないか、と。そうじゃなくて、いくらいくら必要だから○%上げます、みたいな話にはならんもんかねぇ?と。
ま、いいや。