続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)
- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/01/25
- メディア: 新書
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「長期的には我々は皆死んでいる」というのはwikipedia:ジョン・メイナード・ケインズさんの言ですか。
"講演は予約産業"なんだって。
時間管理と予算管理は、似ている面がある
ただ時代の制約というか、本書ではアポイントメントを電話からFAXにしろ、とか言ってるんだけど、FAX時代は来なかったように感じるが…そこを通り越して、今はケータイ(電話orメール)時代?あとに残らない音声ではなく、あとに残る文書で、という主張には同感するが。ま、今でも古い組織*1は電話時代で止まってる(改善しようという気がない)んだけどね。
日本の組織では「待ち時間」が非常に多い。
なんだろうなぁ。
日本のホワイトカラーの生産性がきわめて低い原因は、組織内コミュニケーションを口頭連絡に頼り過ぎていることにある
でもwikipedia:シカゴ学派 (経済学)は oral tradition(口頭による言い伝え)を重視するんだって。
「初めに会議ありき」ではなく、「会議をせずにすませる方法」をまず考えるべきだ
(マルチメディアは)重要なのは娯楽的用途だけではないだろうか。
「一枚のフロッピー」なんて言ってるところにも時代を感じる…
いまや大部分の情報は、流れて消えるもの、つまり一定の寿命をもったフローとして…
そういうこと言うと、本書の内容も?なんて思ったりするへそ曲がりなオラ…
「沢口俊之」氏の名が出てきたんだけど、wikipedia:澤口俊之のこと?
こんな話も出てきた:「15分過ぎ」の歴史 - 理学エッセイ - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
索引がついている本は、力を入れて描いている証拠なんだって。でも本書には索引ないぞ…
こんな話も:馬上枕上厠上(ばじょうちんじょうしじょう) - 12345・・・無限大 一粒の砂
電話は、技術の事前評価を欠いて、技術だけがいびつに発達した例と考えざるを得ない。
*1:名指しは避けることにする。