た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

続「超」整理法・時間編

前世紀の本ですが… 「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)は読んだとは思うが、所在不明orz

ノウハウがないことについて精神訓話で片付けようとするのは、旧帝国陸軍以来の悪しき伝統だ。

「長期的には我々は皆死んでいる」というのはwikipedia:ジョン・メイナード・ケインズさんの言ですか。
"講演は予約産業"なんだって。

時間管理と予算管理は、似ている面がある

ただ時代の制約というか、本書ではアポイントメントを電話からFAXにしろ、とか言ってるんだけど、FAX時代は来なかったように感じるが…そこを通り越して、今はケータイ(電話orメール)時代?あとに残らない音声ではなく、あとに残る文書で、という主張には同感するが。ま、今でも古い組織*1は電話時代で止まってる(改善しようという気がない)んだけどね。

日本の組織では「待ち時間」が非常に多い。

なんだろうなぁ。

日本のホワイトカラーの生産性がきわめて低い原因は、組織内コミュニケーションを口頭連絡に頼り過ぎていることにある

でもwikipedia:シカゴ学派 (経済学)は oral tradition(口頭による言い伝え)を重視するんだって。

「初めに会議ありき」ではなく、「会議をせずにすませる方法」をまず考えるべきだ

(マルチメディアは)重要なのは娯楽的用途だけではないだろうか。

「一枚のフロッピー」なんて言ってるところにも時代を感じる…

いまや大部分の情報は、流れて消えるもの、つまり一定の寿命をもったフローとして…

そういうこと言うと、本書の内容も?なんて思ったりするへそ曲がりなオラ…
「沢口俊之」氏の名が出てきたんだけど、wikipedia:澤口俊之のこと?
こんな話も出てきた:「15分過ぎ」の歴史 - 理学エッセイ - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
索引がついている本は、力を入れて描いている証拠なんだって。でも本書には索引ないぞ…
こんな話も:馬上枕上厠上(ばじょうちんじょうしじょう) - 12345・・・無限大 一粒の砂

電話は、技術の事前評価を欠いて、技術だけがいびつに発達した例と考えざるを得ない。

*1:名指しは避けることにする。