- 作者: 井上章一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: 文庫
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本書は、もともと2001年(星野監督が阪神に来て、阪神を根本から変える前、つまりは阪神がまだ万年Bクラスだった時代)に太田出版から刊行されたものを2008年に文庫化したものです。
僕も関西に長いこと住んでいたせいか、どちらかというと阪神にはシンパシーを感じるんだけど、阪神がセ・リーグに残った経緯とかを知ると、
体勢体制に追随し保身を計った球団が、抵抗のファンタジーをかきたてる。
という側面がかなり大きい、つまりは影のない真っ白な球団ではなく、某YKのようにかなりグレーな球団だな、と思えてきます。
伝説のwikipedia:天覧試合が阪神ー巨人戦になったのも、実は偶然だったらしい。
解説に、阪神ファンで有名なwikipedia:松村邦洋が一文を寄せており、これがまた絶品。