た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

博士と狂人

書名に惹かれ、市の中央図書館の書庫から引っぱってきた。

博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF)

博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF)

※商品検索では文庫版しか見当たらないけど、図書館のだから単行本版。表紙とかはここの記事で見られるかな?『博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話』を読む! | ほんばこや
副題にあるように、wikipedia:オックスフォード英語辞典の誕生秘話。
主人公の一人(博士)wikipedia:ジェームズ・マレーの習得言語は、

wikipedia:ロマンス諸語のうち、イタリア語、フランス語、カタロニア語スペイン語ラテン語には詳しく…

全部デジタル書き抜きしようと思ったけど、ザセツorz 言語ヲタクには付き合いきれませんな。
そうそう、でもロンドン図書館ってどこだろう?と思いググると、グーグル先生はwikipedia:大英図書館とおっしゃる…ま、記事読んだ感じではまぁ良いか。
あ、ローマ花火なんてあるんだ。http://www.saba-navi.com/2015/08/27/roman_candle_fire/
本筋とは全然関係ないけど、wikipedia:ジョージ・バーナード・ショー がこんなこと言ってるそうだ。

舞台俳優が学ぶべきなのは、主役たちがセリフを言ってるあいだ、自分たちは目立たないようにしていなければいけない
ということ、つまり体を動かしたり表情を変えたりしてはならないことである。

ということは、オラは俳優にはなれない、ということか(脳幹損傷(≒バランスが悪い)のため、直立不動の体制をとり続けることは不可能orz)。ま、なる気もないけど。
通読して心に残ったのは、最後の方にあった、(本書での)狂人:ウィリアム・マイナー*1について

ある意味で、辞典の仕事をするのはマイナーにとっては薬であり、治療になっていた。

という一文でしょうか。オラにとっては、乱読が薬であり、治療かな?*2
ググったら、こんな書評もあった。:[書評]博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話(サイモン・ウィンチェスター): 極東ブログ
訳者あとがきによると、映画化も検討されていたようだけど、ググっても見当たらないとこを見ると、ポシャったのかな?

*1:今病名をつけるなら、妄想性早発痴呆とかいうことになるそうだ。

*2:どうも世の中の流れは、そういう気ままな生き方を許してくれない方向に向かっていそうだけどorz