- 作者: 木村洋二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2010/02/01
- メディア: 単行本
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だって、
wikipedia:アンリ・ベルクソンに「笑い」という著書があるのは有名だ
とか言われるんだけど、オラそもそもアンリ・ベルクソンなんていう人知らないし。
本書を借りてきた理由のひとつは、「はじめに」で「ウマやネコは笑わないが…」とあったけど、馬は笑うんでなかったか?と思ったからで。
もっとも、これは人間がこれを見て「笑いだ!」と表現しているだけではないか(人間の神経回路と動物のそれは違うだろうから)、というのが本書での主張。
とは言っても、随所に挿入されているコラムは通読してみた。テレビマン(テレビのディレクター)や吉本の会長(確かにつまらなかったorz)なんかも寄稿していて、結構面白かった。
そえば、昔どっかで以下のようなこと目にしたんだけど、ググってもヒットしないし、著名人の言葉ではなかったか。
笑いについて、論じてはいけない。ただ笑っていればいい。
実際、本書のような小難しい本を読んでいると、眉間に皺が寄り、笑いについて考えているはずのに全く笑えない、という、矛盾した状態に陥ってしまうorz
ちなみに、編者の木村洋二氏は、本書の発行を待たずに逝去されたようで。合掌。