- 作者: アンドリュー・ガスリーファーガソン,大槻敦子
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2018/02/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
一般にビッグデータとは、隠れたパターンや見通しを明らかにすることを目的とする巨大データセットの収集と分析を簡単に表す言葉
であると説明されていた。
data というのは、本来は複数形なんだそうだ。:「data」は複数形か単数形、どちらでしょうか - 英語 with Luke
夜、善良な人間も悪人に見える。
ある研究によれば、退官した警官と現役の警官の1/8〜1/3がwikipedia:心的外傷後ストレス障害に苦しんでいるそうだ。先輩に某府警がいるんだけど、大丈夫かな?
なんかこんなのもあるんだとか:犯罪の近接性と密度のマッピング—警察当局の支援に向けた犯罪パターンの追跡 | ArcGIS でもこういうのを使っても、現実には安全にならないこともあるようで。ビッグデータは相関関係を明らかにするものであって、因果関係を解き明かすものではないから。相関関係の裏には因果関係が潜んでいることが多い、とは言えても。元のデータが偏見に汚染されていれば、当然出てくる結果も変化に汚染されることになるし。
暴力には伝染性がある
犯罪組織データベースの拡大に伴って頻繁に実証されていることがひとつあるとするなら、それはこのリストが誤りだらけだということである
雨の日は犯罪が少ないそうだ。悪人も濡れるのは嫌らしい。
wikipedia:en:Domain Awareness Systemとかいうのもあるそうなんだけど、ニューヨ−クのにはマ○クロソフトが関わったんだとか。
wikipedia:目出し帽って、平たく言えばデストロイヤーマスク?
(質問カードなどの機械的な方法に頼ると)容疑者は人間であるのと同時にデータ点になるのだ。
そうそう、日本では最近wikipedia:銀行強盗の話はあまり聞かないけど、海外ではまだ結構多く、中にはwikipedia:携帯電話の電波から位置を割り出して、逮捕に至った例もあるんだとか。
アルゴリズムは偏見と間違いの両方を符号化している。
アルゴリズムそのものは人間が設計しているから。
法律にはよく「相当な理由」って奴が出てくるけど、これは数字で表せるようなものではないらしい。:弁護士が教える!逮捕の種類とそれぞれの逮捕の特徴 「充分な理由」ってーのもあるんだね。
警察は現状維持が仕事
こんなのもあるそうだ:冷凍銃にワシまで…「アンチドローンシステム」技術と課題まとめ | ROBOTEER
こんな話も:「リーダーの役割は、ビジョンを魅力的なストーリーにして語ること」
というわけで、一応読みましたよ、と。
でも、こんな記事もあった:世界を読み解くニュース・サロン:京都府警の「犯罪予測システム」が使えない、これだけの理由 (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン