人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
- 作者: 松尾豊
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/03/11
- メディア: 単行本
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2002年当時、webページを大量に分析し、適切な広告を打つような技術は(大御所の先生に)酷評されたんだそうだ。
「はじめに」で語られていたのは、人工知能に関する評価は「上限値と平均値を区別して考えてほしい。」とのことだった。
wikipedia:人工知能学会は「永遠の青年学会」だそうだ(ググったら、こんな PDF がヒット)。
そーえばこんな話題で燃え上がったこともあったか。人工知能学会の表紙は女性蔑視? - Togetter
大きな教育投資を受けた人が、その恩恵に預かれないということに対して、社会的配慮が必要な場合があるかもしれない
筆者の考えでは、「人間=知能+生命」だそうで、したがって人工知能が実現された、からと言って即人間が不要になる、ということにはならない、とのこと。
まぁでもこういう新しい分野の人は
変化が好き
らしいので、その辺は僕の感性とは合わないかなぁ。だから、こういう本の意義は認めるにしても、この本が十年後、いや5年後に残っているか、というのは結構アヤしいように感じる*1。
(5/25追記)こんな書評もあった。:2016-05-23
*1:要するに、完成度に物足りなさも感じる。